リコーから、同社デジタルカメラのエントリーモデル「CX4」が9月上旬に発売される。予想実売価格は4万円台半ば。
今年の春に発表された「CX3」の後継機種となる本機は、手ブレ補正機能をブラッシュアップ。シャッタースピード換算で平均約3.7段分の補正効果を実現し、CX3と比較して約3倍の効果を得られるという。
また、1回のシャッターで複数枚の写真を連写し、合成することで手ブレとノイズを低減する「夜景マルチショット」機能を搭載。手持ちで夜景の撮影が楽しめる。
さらに被写体追尾型AFを新たに搭載。動く被写体はもちろん、画角を変えた場合にもピントが追従するので、構図が決めやすくなっている。
撮影モードでは新たに「クリエイティブ撮影モード」が追加された。これは手軽に様々な効果を写真に付加できるモードで、従来シーンモードに含まれていた「ミニチュアライズ」(ジオラマ風の写真を撮る機能)や「ハイコントラスト白黒」(コントラストを強調した白黒モード)のほか、「ソフトフォーカス」(ソフトなボケ味を演出)、「クロスプロセス」(色調を変える)、「トイカメラ」(トイカメラで撮ったような画像にする)、「ダイナミックレンジダブルショット」(2枚連写して合成し露出を最適にする)からなる。
ハードウェアのスペック的にはCX3と変わらず、撮像素子は1/2.3型裏面照射型CMOSセンサー(総画素数 約1060万画素)で、広角28mmの撮影が可能な光学10.7倍ズームレンズを搭載する。
