去る7月3日、名古屋にて自作パソコンのイベント「DIY PC Expo In Nagoya」(主催:DIY PC Expo運営委員会)が、名古屋市中区栄のナディアパークデザインホールにて開催された。「DIY PC Expo」はこれで4回目の開催になるが、3回目まではすべて秋葉原で開かれていた。今回の名古屋が、秋葉原以外では初の開催となる。地元のPCパーツショップが参加するとのことで、徹夜明けのハイテンションのまま、名古屋に突撃してきた。
当日はあいにくの雨模様だったが、開場の10時前からたくさんの人が並んでいた。会場内には、グッドウィルやコムロード、TWOTOP、TSUKUMO、ドスパラなど、名古屋に店舗を構えるPCパーツショップのほか、AMDやマイクロソフト、MSIにZOTAC、Rosewillなどのメーカーも出展していた。
会場内では商品の販売は行なわれていなかったが、アンケートに答えたりすると、ボールペンや付箋紙、携帯ライトなどのアイテムがもらえた。またコムロードでは、景品を用意しての抽選会を行なっていた。
来場者はなかなか多く、各ブースに集まった来場者がブースの担当者を捕まえては、さかんに質問する様子があちこちで見られた。秋葉原でのイベントはやや殺伐とした雰囲気を感じることもあるが、名古屋はアットホームな感じだ。来場者の年齢層はまちまち。20~30代の男性がもちろん多いのだが、中高生とおぼしき若者や高齢者の方も見かける。
PCショップのブースをチェック!
TWOTOPは「ビジュアライズノート リアルギャラリー」を出展。天板に美少女キャラクターをプリントした痛ノートPCで、著名な絵師が揃ったラインナップで注目を集めていた。ちなみに今までに一番売れたのは「いとうのいぢ『白椿』ネットブック」とのこと。名古屋店限定のアイテムもあるそうだ。
コムロードではアンケートに答えるとくじが引ける抽選会を開催。金色が16GB SDメモリーカードと豪勢で、2chの「大須・名古屋の自作ショップ板」の住人達が3枚とも当てたようだ。ブースではCore i7-875KにGeForce GTX 480、ASUS P7P55D-Eマザーボードを組み合わせたデモ機で、「ファイナルファンタジーXIV オフィシャルベンチマーク」を披露していた。なお、スペックの割にあまりスコアが高くなかったので話を聞いたところ、「4GHzまではオーバークロックできるが、落ちやすくなるので通常電圧で動かしている」とのことだった。
そのほかにも、TSUKUMO名古屋1号店とグッドウィルは、デスクトップPCとNVIDIA 3D Visionをデモ展示していたほか、ドスパラはDeepcooler社製の空冷パーツを展示していた。
iPhone 4でも新幹線内で無線LAN接続できる
筆者は今回の取材に際して、品川からN700系の新幹線に乗った。車中ではiPhone4を使いながら仕事をしていたのだが、トンネルに入ると当然ながら、3Gの電波が途切れてしまう。しかたなくゲームで時間をつぶしていたところ、車内放送で「無線LANが使えます」とのこと(関連記事)。
そういえばそうだったと、BBモバイルポイントのアクセスポイントにつないだら、あっけなくiPhone 4でもネットに接続できた。足下にはコンセントも用意されているので、出張モバイラーにとってはこれ以上ないくらい便利である。未経験の人はぜひお試しを。