「時計回り」という言葉が示すように、時計の針といえば文字盤を正面から見て右方向に回転するのが一般的だ。しかしごく少数の例外もある。「レトログラード」は、右に回らない機構の代表格だ。
レトログラードという言葉自体は、フランス語で「逆戻り」という意味を持つ。腕時計に限って言えば、文字盤上で規則正しく時を刻んでいた針が、ある到達点や区切りにさしかかると、一挙に逆行して元の位置に戻るような仕組みを指す。
筆者はそれほど多くの腕時計をコレクションしているわけではないが、文字盤のどこかにレトログラードが採用された腕時計をいくつか持っている。
12時間を4分割して、4つの時針すべてにレトログラード機構を採用した「ジャン・イブ」や、忙しく動きまわる秒針だけがレトログラードの「フレデリック・コンスタント」。クロノグラフ(ストップウォッチ)に使うふたつの積算計でレトログラードを採用している「EDOX」。そして最も一般的な、ひとつの分針がレトログラード仕上げとなっている「ジェラルド・ジェンタ」などが、一般的に入手しやすい製品だろう。
今回衝動買いしたのも、そんなレトログラードを採用したジェラルド・ジェンタの「ミッキーマウス生誕70周年記念 レトロファンタジーモデル」だ。
「戦略的衝動買い」とは?
そもそも「衝動買い」という行動に「戦略」があるとは思えないが、多くの場合、人は衝動買いの理由を後付けで探す必要性に迫られることも多い。
それは時に同居人に対する論理的な言い訳探しだったり、自分自身に対する説得工作であることもある。このコラムでは、筆者が思わず買ってしまったピンからキリまでの商品を読者の方々にご紹介し、読者の早まった行動を抑制したり、時には火に油を注ぐ結果になれば幸いである。
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事
-
第871回
スマホ
フロッピーの皮を被ったSSDエンクロージャ、懐かしさに負けて衝動買い -
第870回
スマホ
Halliday Smart Glassesを衝動買いも、使い出した日から…… -
第869回
スマホ
240W対応ケーブル一体型チェッカーを衝動買い E-marker通信の“空中分解”を追う -
第868回
スマホ
「組み立てる道具」と「生き残るための道具」の違い Emergency Tool ハントマンライトを衝動買い -
第867回
スマホ
名機たちの「音の魂」をハックする快感! 究極の汎用イヤホン「JPRiDE Model i ANC MK2 QUEST」を衝動買い -
第866回
スマホ
「スマホが充電できる」と錯覚してimutoの単3型“緊急電源”を脊髄反射衝動買い -
第865回
PC
SSDの寿命を診る名医か楽天家か? 検査機能付きSSDエンクロージャを衝動買い -
第864回
トピックス
超怪しい折りたたみT型スタンド付き240W急チャーケーブルを衝動買い -
第863回
トピックス
たかがハケ、されどハケ 世田谷電器のキーボード掃除神器「HAKETE」を衝動買い -
第862回
スマホ
筆者も愛用した往年のMacをオマージュした置き時計を衝動買い -
第861回
スマホ
「思想は未来、端子は過去」のリン酸鉄系リチウムイオン電池を衝動買い - この連載の一覧へ











