日本HPから、個人向けノートPC夏モデル第2弾とデスクトップPC夏モデルが発表された。ノートPCは新たに2モデルが追加された。
まず、17.3型(1600×900ドット)液晶ディスプレーを搭載する「HP Pavilion Notebook PC dv7」の、同社直販サイト「HP Directplus」モデルが強化された(最小構成価格は10万円)。
本体デザインが新しくなったほか、グラフィックスが従来の「NVIDIA GeForce GT 230M」から「ATI Mobility RADEON HD 5650」になっている。OSはWindows 7 Home Premium/Professionalだが、従来は32bit版だったのに対し、新機種は64bit版を採用する。
CPUは従来のCore i7-720QM(1.60GHz)に加え、Core i7-840QM(1.86GHz)とCore i5-450M(2.40GHz)が選択可能。メモリーは従来の2GB/4GBに加えて8GBを選択できる。
HDDは従来、128GB SSD+500GB HDDという選択が可能だったが、このSSDが160GBになった。さらにインテル製のSSDを採用しており、特に読み込みが高速になっているという。
このほか、ソフトウェアとしてOffice 2010(Personal/Home&Business)やCorel Video Studio X3などが選択できる。発売日は6月18日。
AMDの「Nile」を採用した「dm1a」
AMDの薄型ノート向けプラットフォーム「Nile」(ナイル)を採用した「HP Pavilion Notebook PC dm1a」も登場。CPUにAthlon II Neo K125(1.70GHz)を採用し、グラフィックスはチップセット(AMD M880G)内蔵のMobility RADEON HD 4225となる。
店頭モデルは(予想実売価格6万円前後)、2GBメモリー、250GB HDDとなり、Office Personal 2010を搭載するモデルも用意。一方、HP Directplusモデル(最小構成価格は8万円前後)はメモリーを2GB/3GB/5GBから選択可能。またHDDではなく128GB SSDを搭載する。
発売日は、Officeなしの店頭モデルが6月17日、HP DirectplusモデルおよびOffice搭載の店頭モデルが7月上旬となる。
なお、以前発表されたノートPC夏モデル関連記事においても、「HP Pavilion Notebook PC dv6p」や「HP G62 Notebook PC」といった一部機種でOffice 2010搭載モデルが追加される。