ネオジャパンが提供する「libura」は、会員登録するだけで1GBものディスクスペースが提供されることに加え、ウェブブラウザ上でアップロードしたドキュメントをプレビューすることが可能な、無料のオンラインストレージサービスだ。前編では編集部におけるlibura活用の模様をお届けしたが、後編では全般的な機能を解説しつつ個人での活用方法を紹介していこう。
Silverlightをインストールしてliburaの多彩な機能を使い倒そう
早速liburaを使いたいところだが、まずその前にマイクロソフトのブラウザー用プラグインソフト「Silverlight」をインストールしておこう。Silverlightは公式サイトからインストーラをダウンロードできるほか、liburaのウェブサイトにもダウンロードリンクが用意されている。
続けてliburaの会員登録に進む。トップページにある「アカウント作成」をクリックし、続けて表示されるページでニックネームとメールアドレス、パスワードを入力すればよい。これで本登録用のURLが記載されたメールが送られてくるので、それをウェブブラウザーで開けば登録完了だ。
ドラッグ&ドロップでファイルのアップロードが可能
会員登録が終わると、自分専用のページが表示される。まだ使い始めたばかりで何のドキュメントも登録されていない。早速ファイルをアップロードしてみよう。
実はliburaの大きな特徴として、簡単にファイルをアップロードできることが挙げられる。通常、オンラインストレージのファイルアップロードというと、ファイル選択ダイアログからアップロードしたいファイルを選ぶ方法が一般的だが、liburaはこれに加えて、エクスプローラから直接ドラッグ&ドロップする方法が用意されている。
ドラッグ&ドロップでアップロードするには、ウェブページ上部にある「アップロード」タブを選択し、さらに画面右の「ドラッグ&ドロップコントロールを使用する」というリンクをクリックし、専用のアドオンをインストールすればよい。
これでアップロードページに、「このエリアにドラッグ&ドロップ」と書かれた領域が追加されるという流れだ。あとは実際にファイルをドラッグ&ドロップし、タイトルや説明文を入力すればよい。
注意したいのは、ページの一番下にある「公開設定」という項目。これが「公開」となっていると、第三者でもファイルを閲覧できてしまう。プライベートなファイルであれば、必ず「非公開」、あるいは「グループにのみ公開」に変更しておこう。
アップロードできるファイル形式は、Microsoft OfficeのWordやExcel、PowerPointで作成したドキュメントのほか、PDFやJPEG等の画像ファイル、そしてテキストファイルとなっている。Microsoft Officeの各アプリケーションは、従来のファイル形式(doc/xls/ppt)に加え、最新の2007形式(docx/xlsx/pptx)にも対応している。