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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” 第146回

猫撮りで便利! ソニー「HX5V」の3つの魅力

2010年04月02日 12時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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布団の上で2匹がなかよくお昼寝してたので、起こさないようそっと近づいて撮影。ホワイトバランスは白い猫で合わせた(2010年3月 ソニー Cyber-shot DSC-HX5V)

布団の上で2匹がなかよくお昼寝してたので、起こさないようそっと近づいて撮影。ホワイトバランスは白い猫で合わせた(2010年3月 ソニー Cyber-shot DSC-HX5V)

 春の新製品デジカメシリーズ第4弾はソニーの「Cyber-shot DSC-HX5V」。ネット上ではかなりの人気で(とりあえず、Twitterのわたしのタイムライン上では!)、一時は各店で在庫がなくなったくらい。

 人によって褒める所は違っていて、このサイズと価格(実売4万5000円前後)でフルHDが撮れるのがすごいという人もいるし、高感度がいいという人もいるけれども、わたしの注目ポイントは「GPS搭載」なのだ。GPS搭載と高感度と10倍ズームレンズ。この3つ。

これがCyber-shot HX5V。コンパクトな高倍率ズームで、旅行用カメラとして人気のジャンルだ。側面に「GPS」と書いてあるのがポイント

これが「Cyber-shot DSC-HX5V」。コンパクトな高倍率ズームで、旅行用カメラとして人気のジャンルだ。側面に「GPS」と書いてあるのがポイント

 まずはGPS。ふらふらと歩いていて猫を発見! 即座に撮る。ここまではどんなデジカメでも問題ないのだが、あとになって「あの猫はどこで撮ったんだっけ?」となったとき、GPSが威力を発揮するのだ。

 HX5Vを起動して約10秒待つと、内蔵のGPSユニットが現在地を測位してくれるので、それを確認して撮影するだけでいい。

 実際には5秒で済むこともあるし、都会の高層ビル街で空があまり見えてないと何十秒もかかったり、位置がずれたりするけど、おおむね超高速。ただし、高速測位を実現するにはパソコンから「GPSアシストデータ」をカメラに転送する必要がある。そのくらいの手間はしょうがない。

柴又帝釈天の近くで偶然見つけたきれいな猫。おなかがちょっとたるんでるのは愛嬌。目があった瞬間に撮ってみた(2010年3月 ソニー Cyber-shot DSC-HX5V)

柴又帝釈天の近くで偶然見つけたきれいな猫。お腹がちょっとたるんでいるのは愛嬌。目が合った瞬間に撮ってみた(2010年3月 ソニー Cyber-shot DSC-HX5V)

 HX5Vはその位置情報を写真のEXIF情報につけてくれる。写真などのデータについている位置情報を「ジオタグ」というのだが、そのジオタグ対応ソフトを使うと、このように写真と一緒に地図も表示してくれたり、地図上に写真を表示したりしてくれるのだ。

地図と写真を連動して使えるアプリがあればこんな表示もできる。遊びに行ったあとに使うと、移動経路もわかって楽しい。これは「JetPhoto Studio」というアプリの地図表示モード

地図と写真を連動して使えるアプリがあればこんな表示もできる。遊びに行ったあとに使うと、移動経路もわかって楽しい。これは「JetPhoto Studio」というアプリの地図表示モード

 1日遊びに行って、帰ってきて、地図と一緒に写真を見る。これが楽しいのである。

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