モバイルのコンサルティングやプロモーション企画を手がけるドコモ・ドットコムは３月２６日、「ＥＣ利用動向調査」を実施し、携帯電話とパソコンでの利用動向の違いを発表した。
「商品を購入する際のシチュエーションを携帯電話とＰＣで比較」では、各デバイスの購入シーンの違いが顕著に出た。パソコンで購入する時は、“自宅でくつろいでいる時”に余裕をもって購入するケースが多いのに対し、携帯電話は隙間時間を利用して購入する傾向が高め。
また、携帯電話からの商品購入を性別でみると、男性は“電車などの移動中、職場・学校などでの休憩時間中”、女性は“自宅でくつろいでいる時、寝る前”がそれぞれ高めの傾向となった。
「携帯電話のインターネットショッピングにおいて商品購入を促進する要素」では、一番購入につながったレコメンド手法は、“特典がある（ポイント・プレゼント付）”で、７割超の人が購入まで至った経験があると答えている。
続いて、“あと少しで送料が無料になる案内、レビュー・購入者の評判”などの、リコメンド手法に関しても、半数以上のユーザーが購入経験ありと回答。特に女性で、第３者の客観的意見を参考にしながら商品を選ぶ傾向が高かった。
