Xperiaをさらに使いこなすためのアプリ
実用アプリ編
次はタスク管理や飲食店の検索など、実用的なアプリを紹介しよう。
ホーム画面にも貼ることができるToDo管理ソフト
Astrid Task/Todo List 2.11.1
作者:we ‹3 astrid
Astrid Task/Todo List |
ToDo管理アプリは手軽に使えて、しかもやるべきことをキッチリ守れるようにしてくれるのが、もっとも理想的だ。そういう意味では「Astrid Task/Todo List」はバランスのとれたソフトである。
このソフトの一番いいところは、さまざまな方法でToDoに気付く仕掛けを用意しているところ。優先順位の高いToDoや期限の過ぎたものが色別に表示されるのはもちろん、カレンダーにToDoを表示させたり、期限が近づいたToDoを通知領域で警告してくれたりと、大事なToDoを見落とす可能性をできるだけ少なくしている。
ウェブ上で人気が高いToDo管理サービスの「Remember The Milk」(http://www.rememberthemilk.com/)と同期できるので、Xperiaで入力したToDoをPCでも閲覧できるほか、定期的に同期するよう設定しておけば、万が一の際のバックアップにもなる。さらにウィジェット機能を用いて、ホーム画面に最大5件のToDoを表示できるほか、ワンタッチで新しいToDoを作成できる。
登録したタスクやToDoの期限が近づいたら、Android端末の通知領域などを通じて警告してくれる。またウィジェットとしてToDoの一覧を表示できる |
現在地の近くにある割引が可能な飲食店を見つけてくれる
クーポンマップ 1.1.2
作者:株式会社ビー
クーポンマップ |
出張やレジャー先で、外食はしたいがなるべく節約したい。そんなときに役立つのが「クーポンマップ」である。グルメサイト「ぐるなび」(http://www.gnavi.co.jp/)上で携帯端末向けにクーポンを提供している飲食店をすばやく見つけることが可能で、実際に飲食店で割引を受けられる。
クーポンマップのすばらしいところは、クーポンの検索からお店への問い合わせ、お店までの道順検索、実際にクーポンを使うところまでの操作をよどみなく行なえる点。特にXperiaに搭載されているGPS機能を使うと、今いる場所の近くのお店を絞り込んで表示できるので、その場で即座に役に立つ。
外部アプリとの連携にも注目したい。前述のGoogle 音声検索にも対応しており、インストール済みならば場所をXperiaの前でつぶやくだけで検索できる。また「Seesmic」などのTwitterTMクライアントをインストールしておくと、クーポン掲載ページのURLをTwitterにすぐに投稿できるなど、さらに楽しく便利に活用できる。
GPS機能を使って、現在地近くで「ぐるなび」のクーポンを用意している飲食店を検索する。詳細情報からは直接電話をかけたり、経路を検索することも可能。Google 音声検索にも対応している |
通話の内容を自動で録音してくれる
vRecorder 3.1.5
作者:Publish Android Apps
人混みの中で仕事に関する電話がかかってくると、話を間違って聞いてしまわないかなど、結構慌ててしまうものである。そんなときもこの「vRecorder」をインストールしておくと、会話内容を丸ごと録音しておける。
vRecorderは元々はワンタッチで音声を録音し、Android端末をボイスレコーダ化するソフトである。しかし、さらに設定を加えることで、電話をかけたり受けたりすると、自動的に通話内容を録音してくれるようになる。録音した音声はメールやSMSで任意の宛先へ送信したり、電話の着信音に設定することも可能だ。
通常のボイスレコーダソフトとしても使えるが、自動録音をオンにしておくと通話を録音できる。電話番号も保存されるほか、ボイスデータをメールなどで送信することも可能 |
端末同士を軽くぶつけてアドレスを交換する
Bump 1.06
作者:Bump Technologies
日本ではケータイ同士で赤外線を使って、電話番号やメールアドレスといった情報を交換するのが一般的だ。スマートフォン同士でもそんな手軽さで交換できてしまうのが「Bump」である。
まず起動して自分の情報を入力しておけば準備は終了。あとは端末同士を軽くぶつけるとそれだけで情報交換が済んでしまう。もちろん必要に応じて、電話番号のみ、メールアドレスのみといった設定も可能だ。現在ブームの兆しを見せつつあるアプリなので、一足先に端末に入れておいて、Xperiaを始めとするスマートフォンの便利さを周囲にも広めたいところだ。
交換したい情報を登録すれば、あとは軽く端末同士をぶつければOK。実際に端末同士で通信しているのではなく、GPS機能の位置情報を利用し、近くでほぼ同時にBumpの機能をオンにした端末を見つけ、ネット経由で情報を交換する仕組みのようだ |