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T教授の「戦略的衝動買い」 第88回

イタリア生まれのこだわりステープラー「Zenith 548」

2010年02月25日 16時00分更新

文● T教授

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こだわり派のステーショナリーマニアならぜひ取り揃えておきたい「Zenith 548 GOLD」

 販売会社の名前が、いつの間にか商品名になってしまったという話はよくある。日本で「ホチキス」や「ホッチキス」と呼ばれる文具商品もその典型だ。

 「ホッチキス」は発音からしてカジュアルでフレンドリーな感じではあるが、筆者は、クラシカルな形状のモノやエレガントなモノには、米国での呼び方である「ステープラー」の方がしっくり来る。

 そんなステープラーから、今回はイタリア・バルマのゼニスブランドから出ているプライヤータイプの「Zenith 548」を衝動買いした。

 一般的にZenith 548と呼ばれる商品には、いくつかのカラーバリエーションがある。筆者が入手したのは、ゴールドと朱色に近いレッドのツートンカラーという「Zenith 548 GOLD 」だ。ゴールドと朱色の組み合わせはミスマッチにも思えるが、実物を見るとどことなく東洋の神秘的な雰囲気をかもし出していて素敵だ。

イタリアンなパッケージは、個性的なチョコレートか高級なキャンディが入っていそう

本体はイタリアン・レッドとゴールドのツートンカラーがまぶしい

ド派手なカラーリングとはかけ離れた、道具としての質感がビシビシ伝わってくる

ZENITH(天頂:自分のオツムの真上)という呼び名の商品は多い。筆者の一番親しみのあるモノは腕時計で、2番目は今はなき合衆国の懐かしいラップトップ・コンピュータメーカー。最後がイタリアの文具メーカーのブランドだ

同じプライヤー型の外観で、メカも似ている廉価版のステープラーとのツーショット。「迫力が違う」という言葉がピッタリ


「戦略的衝動買い」とは?

 そもそも「衝動買い」という行動に「戦略」があるとは思えないが、多くの場合、人は衝動買いの理由を後付けで探す必要性に迫られることも多い。

 それは時に同居人に対する論理的な言い訳探しだったり、自分自身に対する説得工作であることもある。このコラムでは、筆者が思わず買ってしまったピンからキリまでの商品を読者の方々にご紹介し、読者の早まった行動を抑制したり、時には火に油を注ぐ結果になれば幸いである。

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