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日本HP、Core i5/i3が選べる、エントリWS「HP Z200」発表

2010年02月22日 11時29分更新

文● 花茂未来

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日本HPは性能向上はもちろん、コストパフォーマンスや省電力性に優れたワークステーションを発表した。

 日本ヒューレット・パッカード(株)は19日、Intel 3450チップセットベースで、シングル構成のCore i5/i3/Xeon 3400番台が選べるワークステーション「HP Z200 Workstation」を発表した。HP Zシリーズのローエンドモデル。スペック的な制限はあるが、ワークステーション専用の設計、主要ISVとのパートナーシップによる動作認証、ワークステーション専用サポートの提供など、高信頼性を特徴とする。

「HP Z200 Workstation」

 グラフィックスカードは、NVIDIAのQuadro FX 1800などOpen GL系の製品を選べるが、Core i5とCore i3ではより安価なグラフィックスカード非搭載モデルも選べる(Windowsのみ)。メモリーは従来機種(HP xw4600/CT Workstation)のDDR2からDDR3にになった。エラーチェック機能付きのECCメモリーに対応する。

 動作音は20dB(エントリーモデル構成のHDD×1基、2Dグラフィックスカード搭載時)。木の葉が風で揺れる音や時計の秒針の音の大きさと同程度の高い静粛性を実現したという。

 電源ユニットは従来の「80PLUS」から「80PLUS SILVER」認定を受けたものに変更した。80PLUSのランクには4種類あり、変換効率が高い順に「80PLUS GOLD」「80PLUS SILVER」「80PLUS BRONZE」「80PLUS」となる。さらに、待機電力を1W以下に低減させる「HP WattSaverテクノロジー」を採用するなど、省電力化と環境に配慮した。

計7つの拡張スロットがある

 最小構成時の価格は12万225円で、19日から同社の直販ページ「HP Directplus」で販売を開始している。

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