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Windows 7で快適になったか? 最新ネットブック特集 第5回

Windows 7ネットブックを便利にするソフト&周辺機器

2009年10月27日 18時00分更新

文● 山本雅史、ASCII.jp編集部

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軽くて無料のアンチウイルス
AVG Anti-Virus Free Edition

「AVG Anti-Virus Free Edition 9.0」でドライブのスキャン中の様子

「AVG Anti-Virus Free Edition 9.0」でドライブのスキャン中の様子。ネットブックでも負荷は高くないし、日本語化されているので安心

 パソコンを使う上で絶対に必要になるのがアンチウイルスソフトだ。市販されているアンチウイルスソフトには、複数台のパソコンにインストールできるライセンスを持つ製品がある。そういうライセンス形態のソフトなら、メインマシン用にアンチウイルスソフトを購入すれば、ネットブックにもインストールできる。

 もし市販のアンチウイルスソフトを持っていない場合は、無料のアンチウイルスソフトを利用するといい。ただし、無料のアンチウイルスソフトならなんでもいいというわけではない。特に最近は、無料のアンチウイルスソフトと偽って、マルウェアをインストールするようなものさえある。素性のしっかりした無料アンチウイルスソフトを使用しよう。

 AVGジャパンが提供する「AVG Anti-Virus Free Edition 9.0」(以下AVG)は、有償ソフトの「AVG Anti-Virus」から、いくつかの機能が制限された無料版である(スパムメール対策ソフトは、別に無料でダウンロードできる)。

メールの中からウイルスファイルを発見

メールの中からウイルスファイルを発見。最新のウイルスにも対応している

 無料版とはいえ、リアルタイムのウイルスチェック機能やスパイウェア、アドウェアの検出など、アンチウイルスソフトとしては十分な機能を持っている。また、動作期間が限定されていたり、定義ファイルのアップデートが制限されているわけではない。ライセンスは非商用で、個人に限られている(企業や学校での使用はダメ)。さらに、テクニカルサポート対象外となっている。

Web検索保護機能はIE8に対応しているので、「検索したHPが安全かどうか」という情報も表示される

残念ながら、Lunascapeには対応していないため、Web検索保護機能は使えない

 こうした制限はあるが、アンチウイルスソフトとしては必要な機能をほぼそろえていて、動作も軽快だ。何よりもありがたいのは、日本語版が無償で提供されていること。アンチウイルスソフトを動かすと、いろいろなメッセージが表示されることがある。こういった時に英語版だとメッセージに戸惑うこともある。AVGなら日本語でメッセージが表示されるため、ユーザーが戸惑うこともない。

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