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「400mm望遠は標準レンズ」戦闘機撮りの宿業

2009年10月05日 23時33分更新

文● 吉田重戦車

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 いよいよ秋の運動会シーズンだ。パパやママが我が子の晴れ舞台を一生懸命に撮る姿が微笑ましいが、カメラが趣味なので他人が使うカメラとレンズが気になる。近所の運動会では、レンズキット付属の望遠ズーム(35mm換算55~250mmなど)や高倍率ズームレンズ(18~200mmなど)が使われていた。

■Amazon.co.jpで高倍率ズーム(18-200mm)を見る

  それではもっと焦点距離の長い望遠レンズはどのような分野で使われるのだろうか。例えば鉄道写真やアマチュアスポーツ撮影で使う望遠レンズは300mmくらいだ。

■Amazon.co.jpで300mm望遠ズームを見る

 300mm望遠ズームは手頃なサイズと重さで出先にも気軽に持ち出せる。また、価格もリーズナブル。ここまでは一般的なデジカメユーザーが気軽に手を出せる世界だ。


焦点距離400mm以上の大砲レンズが必須な航空祭!

 もっと強力な望遠レンズを見かける場所はどこだろう。間違いなくその場所の1つは航空祭の会場だ。以前、航空祭マニアの知人と行った航空祭で、大砲のような望遠レンズ多数が滑走路を睨んでいた。知人に聞いたら「これは100-400mm望遠ズームで、戦闘機撮りの間では“標準レンズ”扱い」「あのレンズは600mm望遠で、同じく“標準レンズ”と呼ぶこともある」、おまけに「キミの300mm望遠ズームは戦闘機撮りでは子供扱い」とのこと。ヒトの大事なモチモノを子供扱いとはまったくヒドイ話だが、残念ながら400mm以上の望遠レンズはいろいろな意味で次元が違う存在だ。

■Amazon.co.jpで400mm望遠ズームを見る

 リンク先を見てもらうと判るが、400mm望遠ズームは300mmまでと価格が大きく違う。さらに600mm望遠レンズとなると、価格からしてもはや別世界だ。

■Amazon.co.jpで超望遠レンズを見る

焦点距離1000mm、究極の大砲レンズ!

 しかし上には上があるもので、より巨大な大砲レンズが存在している。シグマのAPO 200-500mm F2.8/400-1000mm F5.6 EX DGだ。

■Amazon.co.jpで見る

 リンク先を見るとわかるが、大きさも形もまさに「巨砲」で、色もいかにもそれっぽい。レンズの重さは15.7kgの超ド級。ただし、価格も超ド級だ。しかしAmazonでAPO 200-500mm F2.8/400-1000mm F5.6 EX DGを買う人っているのだろうか。

 ちなみに知人は数年前に300mm望遠ズームから100-400mm望遠ズームに買い換えたのだが、多忙で棚の肥やしになりつつあるらしい。最近は奥さんから「無駄な買物」と責められているとのこと。趣味への投資はほどほどが肝要、ということだ。

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