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PickUpコラム from 月刊「ビジネスアスキー」 ― 第1回

Netbookの次を狙う「スマートブック」、その市場は……

2009年09月28日 09時00分更新

文● 大原雄介

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 昨年、インテルが発表した「ネットブック」という低価格・省電力のノートPCが広く受け入れられたのは読者諸兄もご存じのとおり。このネットブックの普及により、性能がやや劣っても低価格・低消費電力なノートのマーケットが存在することが明らかになった。

NetWalker
8月下旬に発売されたシャープの「NetWalker」は、スマートブックのコンセプトに非常に近い製品である

 そこで、英ARM社が打ち立てたコンセプトがスマートブックである。インテルのAtomの代わりに、ARMのARM 11とかCortex-A8といったCPUを使ったノートを作ろうというものだ。


Chrome OSの本命デバイス

ARM系のCPUは組み込み用途などで幅広く用いられている

 ARM 11は、条件次第ではあるがインテルのAtom以下の消費電力と同等の性能、より小さなパッケージサイズを実現できるプロセッサである。携帯電話の市場では、全世界の8割以上のマーケットを占めているという統計もある。

 携帯電話に収まるくらいだから、ノートPCに収めるのは非常に簡単で、サイズや重量をさらに減らすことも可能だ。しかも携帯電話機能の統合も容易である。

 ノートPCの操作性に携帯電話の軽さと接続性を組み合わせれば、より使いやすくなるだろうという目論見だ。

 グーグルのChrome OSのターゲットが、まさしくこのスマートブックである。

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