「WX340K」と「BAUM」のどちらを選ぶ?
さて、おサイフケータイに対応したWX340KとBAUMでは、どちらがいいのか迷う方もいるに違いない。主な違いを下表にまとめたが、大きなポイントとなるのは、デザイン・形状や価格などだろう。
ほかにも、カメラ機能や赤外線機能の仕様に多少の違いはあるが、特にこだわりがなければ、それほど使い勝手に影響するわけではない。機能的な違いが気にならなければ、デザイン・形状や価格から選べばよいだろう。
「WX340K」と「BAUM」の主な違い | ||
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項目 | WX340K | BAUM |
価格(実質負担額) | 1万9200円(800円×24回) | 9600円(400円×24回) |
形状 | 折りたたみ | ストレート |
サイズ | 約48.5×99×15.9mm | 約45×127×11.4mm |
重量 | 約108g | 約90g |
カメラ | 約197万画素(CMOS) | |
オートフォーカス | ○ | ── |
フォトライト | ○ | ── |
赤外線 | ○ | ○ |
IrSimple | ○ | ── |
バッテリー | 3.7V/750mAh | 3.7V/650mAh |
※訂正とお詫び:掲載時、仕様に一部誤りがあったため、記事を修正しました。(9月1日)
ウィルコムの音声端末として、WX340KおよびBAUMに共通して加わった新しい機能は上の表やおサイフケータイへの対応以外でもいくつかある。Flash Lite 3.1対応によって待受Flashやメニューカスタマイズが可能になったこと、お気に入りメニューや動画再生にも対応したことなどだ。また、ウィルコムの特徴である低価格なパケット通信によって、RSSリーダ対応フルブラウザやデコメ絵文字に対応したメールも利用できる。
「携帯電話をiPhoneにしてしまったけど、やはりおサイフケータイは使いたい」というような人にも、WX340KやBAUMならサイズが小さいため、2台持ちしやすくオススメだ。また、ウィルコム定額プランなら、ソフトバンク同士が無料にならない23時~翌1時でも070同士は通話無料となる。通話料をお得に利用する補助的な端末としてもピッタリだ。
おサイフケータイはバッテリーが切れてもすぐに使えなくなるようなことはないが、消費電力が小さく、バッテリーの持ちがよい端末なので、安心して使えるだろう。2009年8月31日までは合計1500名にプレゼントが当たる「ウィルコム モバイルSuicaスタートキャンペーン」も行われている。ケータイ買い換えを検討している方はこれを機会に試してみてはどうだろうか。