今回紹介する「G9」は、INFOBARシリーズなどのデザイン端末を生み出した「au design project」の流れをくむ、新ブランド「iida」の第一弾端末である。とはいえデザインだけに特化し使い勝手を犠牲にした尖ったモデルというわけではなく、今どきのケータイとしての機能をクールでスマートに使えるよう設計されているのがポイントだ。
端末自体の製造はソニー・エリクソンが担当。ベースとなっているのは同社製の「S001」だが、後述するようにカメラ機能などを始め、機能差はいろいろと存在する。
ステンレスフレームに代表される
高級感を持たせたデザイン
最大の特徴はやはりデザイン。本体周辺はU字型のステンレスフレームで覆われている。チタン化合物をコーティングしたステンレスフレームは、本体カラーごとに表面加工処理が違っており、デザインのこだわりのひとつとなっている。なおカラーバリエーションは写真の「titanium+silver」のほか、「mirror+pink」「black+green」の計3種類。
また、背面はメッシュ状のモールドが施されており、手にしっくりとなじみ高級感ある質感だ。メインディスプレイは480×854ドットの3インチディスプレイを搭載する(S001は3.3インチ)。