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コンセプトモデルにはロボットも!

「iida」が新製品を発表 積層と未来がイメージの2機種

2009年09月09日 17時06分更新

文● ASCII.jp編集部

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iida

iida第2弾では、端末2製品など多数の商品が発表された

 KDDIは「iida」ブランドの発表会を開催。新端末2モデルのほか、多数の周辺機器やコンセプトモデルを公開した。今回の発表会は4月に行なわれたiidaブランドのお披露目に続く、第2弾にあたる。

積層を意味する“PLY”
右側面のタブキーが特徴的

 まずは端末から。1製品目の「PLY」は、“積層”という意味の言葉から名付けられたとおり、層が積み重なっているかのような側面デザインが特徴的なスライド型ケータイである。

PLY

積層がイメージされたPLY。カラーは左からbrown、pink、blackの3種類

 特に右側面は書類のバインダーに挟まれたインデックスのように、タブ状になっている。このタブは一般的なケータイにおける、サイドキーとしての役割も持っており、キーロックやカメラ、ショートカットキーの起動などが割り当てられている。

PLYの最大の特徴は何と言っても、右側面のタブキー。手帳やファインダーのインデックスがモチーフとなっている。側面のキーはすべてこの右側に集められている

 その他のスペックとしてはメインディスプレイは3.0型、カメラは約319万画素。FeliCaおよびワンセグ機能も内蔵する。プラットフォームはKCP+をベースとし、LISMO Videoを始めとする各種サービスに対応する。

基本的にはKCP+搭載のスライド型端末。背面も余計な凸凹は無く、デザイン重視であることがわかる

 担当したデザイナーは、カドケシなどで知られる神原秀夫氏。PLYのコンセプトモデルは、2008年にau design projectの1つとしてすでに発表されていた。発売は9月中旬からを予定している。

角を削ったSFチックなシンプル端末
「PRISMOID」

 もう1つの「PRISMOID」は、INFOBARのデザインなどで、au端末ではすでにおなじみの深澤直人氏によるもの。PRISMOIDの意味は“角錐台”。2つ重ねの長方形のブロックの全周に面取りを施したデザインが特徴的である。

PRISMOID

前面にSFライクなスペックの記述がある。カラーは写真のGREEN以外に、MAT BROWN、WHITEの3モデル

 「未来的な未来」をテーマに「カタチ」と「使いやすさ」の両立を追究したという。側面には赤い文字で表示されるサブディスプレイのほかは、機能的にはシンプルさを追究。プラットフォームもKCP+ではなく、KCPを採用する。カメラは約197万画素、メインディスプレイは2.7型でワンセグは非搭載(FeliCaは搭載)。

写真では若干見にくいかもしれないが、メインディスプレイは若干凹んだ位置にある。側面にあるサブディスプレイは赤い文字を映し出す有機EL。時計のほか、EZニュースフラッシュのテキストなども表示される

 ちなみに全面に描かれた「C4.8」は面取りの指示を表す数字であるという(45度の面取りで1辺の長さが4.8mm)。その下に本体サイズ、FeliCaのマークが付け加えられ、SFっぽさを醸し出している。手にすると、サイズ(101×49×16.8mm)の割には随分と軽く(約102グラム)、「これはモックアップ?」と感じさせる意外感もなかなかおもしろい。

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