産経新聞社は30日、同社の新聞誌面で「WEB面」の掲載を開始した。
誌面では、Twitterの日本政治家による利用、皆既日食がネットに与えた影響などを報じるほか、Twitter内で使われるネット用語「tsudaる」(つだる)の解説などを掲載している。ネットで注目の人物を紹介する「WEB人」というコーナーでは、ひろゆき氏への取材記事も掲載。インタビューの全文はウェブ上で読めるようになっている。
その他に、同誌の記者がオススメのブログや動画を紹介する「ネット番記者」や、ネット上のイベントを紹介する「WEBカレンダー」などを掲載する。
またテレビ番組欄には、広告の一環として一日限定の「2525」(ニコニコ)という項目が設けられた(ただし関東地域のみ)。ニコニコ動画内のストリーミング動画「ニコニコ生放送」で放送される12時間番組について紹介している。
産経新聞は今回のねらいについて「ネット上で起こっている事象を、きちんと取材し、紙面でとりあげることが必要と考えた」としている。
今後もネット上の話題や用語解説、ネットで活躍する人物へのインタビューなどを掲載するほか、技術やソフト、コンテンツなどのニュースについても取り上げていく予定という。