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T教授の「戦略的衝動買い」 第54回

iPhoneからBlackBerryに乗換え 理由は背面カバー

2009年06月04日 12時00分更新

文● T教授

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「99%ビジネス用」の中に宿るデニムという遊び

 数ある電池カバーの中で筆者の遊び心をいたく刺激したのは、サードパーティーが発売していた、デニム素材のバッテリーカバーだった。

BlackBerry

標準で付属するバッテリーカバー。皮革のイメージは悪くないが、ありきたり感は少しある

BlackBerry

昨今、流行している黒クロコだが……。少し安っぽい。赤や茶もあるが、今ひとつしっくりこない

BlackBerry

デニムカバーを装着した筆者のBlackBerry。なかなか、予想通り!

 日本ではまだまだだが、BlackBerryのスマートフォンは世界中でビジネスケータイの最右翼となっている。ユーザーは芸能人からスポーツ選手まで幅広いうえ、ビジネスユーザーからは圧倒的な支持を集めている。コンサル系、ファンド系の先端ビジネスでBlackBerryを使っていないユーザーを探し出すほうが難しい。

 デニム素材のバッテリーカバーにひかれたのは、そんなBlackBerryに「ギャップ」をもたらすからだ。iPhoneのように「遊びの中に少しだけ仕事の色が見える」ケータイより、「99%は真面目なビジネスピープル専用」なのに、バックカバーだけはデニム素材というミスマッチな感覚が最高だ。ちょうど、真面目なビジネススーツの裏地が龍柄だったような感じだろうか。

 そしてデニムバックは通話時には滑り止め効果も期待できる。サードパーティーが販売している多くのオプションカバーだが、パーツにエンボスされている製造番号などを見た限り、純正パーツに追加行程を加えることでバリエーションを増加させているようだった。

背面のバッテリーカバーは一度押すだけで簡単に開く。写真の充電池は、別途購入した非純正のMUGEN POWER。純正より大容量だが、時間の持ちは当たり外れがあるのかも……

デニム地でホールド感がグッとよくなった。ケースに収納できるか気になったが、純正ケースでは簡単に抜き差しできるので安心

 さて、デニムバックのブラベリは、いつまで使っていられるだろうか?

 筆者が思うに、予定表やToDo、アドレスブックなど、ビジネスの基本コアデータをケータイ本体から切り離してクラウド化することが、先端ユーザーにどんどん新しいケータイクライアントを買わせるベストな戦略だろう。人口的には飽和に達したケータイワールドだが、筆者は喜んで、買い換え推奨の「思うつぼ」になりたいと思っている。


今回の衝動買い

アイテム:BlackBerry Bold 交換パーツ:バッテリカバー デニム
標準価格:2940円(モバイル専門店「秋葉原モバイル」にて購入)


T教授

T教授

 日本IBMから某国立大芸術学部教授になるも、1年で迷走開始。今はプロのマルチ・パートタイマーで、衝動買いの達人。

 

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