アップルは3日、直営店「Apple Store」で実施しているユーザーサポート「One to One」のサービス内容を変更した。
One to Oneは、直営店のスタッフにMacの使い方を教わることができるサービス。直営店かオンラインのApple StoreでMacを購入した際に申し込める。年会費は9800円だ。
今までは、スタッフが古いMacやWindowsパソコンから新しいMacにデータを移行してくれる「セットアップ」と、1対1やグループでMacの使い方を教わることができる「トレーニング」の2種類を提供していた。
ここに今回、「プロジェクト」が加わった。従来のトレーニングは制限時間が1時間だったが、プロジェクトでは3時間とかなり長めにとられている。ホームビデオの編集やバンドのデモ演奏をミキシングするといった少々時間のかかる作業でも、スタッフのサポートを受けながら進められるわけだ。
すでにOne to Oneに加入しているユーザーは、再度、申し込みをしなくても、このプロジェクトのサービスを受けられる。
One to Oneは、Macを買ったが、近くに使い方を聞ける人がいないという人にとってはとても魅力的なサービスだ。トレーニングは1週間に1度であれば、1年間に何度でも申し込みができるので、へたなパソコン教室よりもプライスパフォーマンスは高い。興味のある人は、Apple StoreでMacを購入する際に申し込んでみてはいかがだろう。
