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日経リサーチ、パソコンと携帯電話でのインターネット利用用途の違い

2008年02月06日 02時37分更新

文●通販旬報社

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 日経リサーチは、「パソコンと携帯電話でのインターネット利用用途」の調査を行った。調査対象は16歳~69歳の一般個人男女で、「日経リサーチ・アクセス・パネル」を利用。2007年11月15日(木)~11月20日(火)に有効回収数:5242人を得た。

 ほとんどの用途において、利用率は依然パソコンからのアクセスが多い。パソコン、携帯共に最も利用が多いのは「文字ニュースの閲覧」(パソコン:74.4%、携帯:54.0%)で、差は20.4ポイントとその開きはまだ大きかった。

 一方、パソコンと携帯で利用の差の開きが小さいものとしては、「掲示板、ブログ、SNSの閲覧」で、パソコンからが34.1%、携帯からが25.8%と、8.3ポイントの差。また、「掲示板、ブログ、SNSの書き込み」ではパソコンからが20.3%、携帯からが15.2%(5.1ポイント差)、「オンライントレード」ではパソコンからが15.4%、携帯からが9.9%(5.5ポイント差)が挙げられる。

 新しいコミュニケーションツールである「掲示板、ブログ、SNS」と、即時性が求められる「オンライントレード」については、他の用途に比べて携帯電話からどこでも手軽に見る人が多い。

 また、「クーポン券の入手」についてはパソコンから(11.7%)と、携帯から(12.4%)が同水準であり、QRコードの普及も手伝ってか、便利な情報を携帯で入手する場合があることがわかった。

 年代別に見ると、「掲示板、ブログ、SNSの閲覧」は10-20代が39.2%と最も高く、次いで30代(24.1%)、40代(18.7%)、50-60代(7.7%)と年代が上がるごとに利用率は低くなっている。

 同じく「掲示板、ブログ、SNSの書き込み」についても、10-20代が23.5%と他の年代よりも高く、年代が上がるごとに利用率は低下する。

 また、「オンライントレード」は50-60代が16.6%と最も高く、次いで30代(10.8%)、40代(9.7%)、10-20代(6.2%)と、50-60代と10-20代が逆転している。

 

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