Q3 推奨ハードウェアスペックは?
RC版公開の時点で、マイクロソフトが提示しているWindows 7の「推奨ハードウェアの最小要件を満たすもの」は以下のとおり。
- CPU:1GHz以上(32bitまたは64bit)
- メモリー:1GB以上
- HDD:16GBの空き領域
- グラフィックス:128MBのメモリーを搭載し、DirectX 9対応
- 光学ドライブ:DVD-R/RWドライブ
- その他:インターネット接続環境
なお、この要件はRC版固有のもので、正式版では変更される可能性がある。
Q4 アップグレードインストールは可能?
Vista(SP1適応済み)からは可能だが、XPからは不可。
アップグレードインストールは、Vistaが稼働している状態でWindows 7のインストールディスクを挿入してセットアッププログラムからインストールを開始する。インストール時に「アップグレード」を選択すれば、アップグレードインストールが開始される。なお、インストール前にアップグレード後の互換性を確認できる。
XPで同様にしてインストールを開始した場合、アップグレードインストールを選択できず(選択しても「アップグレードはできない」と言われる)、新規インストールしか選択できない。
ちなみに、VistaやXPのシステムがあるパーティションをフォーマットせずに、そのパーティションに対して新規インストールもできる。この方法でWindows 7をインストールすると、旧Windowsで使用していたファイルは「Windows.old」フォルダにまとめて保存されるので、インストール後に必要なデータを取り出せる。「インストールはクリーンな新規インストールをしたいが、データの移行が面倒で……」という場合に役立つ。
Q5 XP、Vistaとのマルチブートは可能?
特別なツールやテクニックを使わなくても可能。
HDDが複数のパーティションに分割されているか、別のHDDが内蔵されているなら、XPやVistaがインストールされているパーティションとは別のパーティションに、Windows 7をインストールできる。起動時にはブートマネージャーから、希望するWindowsを選択して起動できる。

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