2009年4月からはアニメの放映も開始され、女性を中心に大ヒット中の「戦国BASARA」のファン感謝イベント「バサラ祭2009~春の陣~」(以下、バサラ祭)が、5月2日に日比谷公会堂で開催された。2007年10月以来(2007年は「バサラ祭2007~冬の陣~」)、1年半ぶりとなる。
今回のバサラ祭には、中井和哉さん(伊達政宗役)、森田成一さん(前田慶次役)、森川智之さん(片倉小十郎役)、石野竜三さん(長曾我部元親役)、中原茂さん(毛利元就役)、大川透さん(徳川家康役)、藤原啓治さん(松永久秀役)の7人に加えて、司会役としてゲーム中ではナレーションを担当する渡辺英雄さん、そして、同ゲームのプロデューサー小林裕幸さんの2人の合計9人が舞台に登場して、舞台を盛り上げた。
会場は女性ファンで
大盛り上がり
“chanbaraプロジェクト”による華麗なる殺陣に続いて7人の声優たちがステージに姿を見せると、会場を埋め尽くした約2000人の女性たちからは黄色い歓声が沸きあがり、バサラ祭がスタートした。
イベントは、ゲームやバサラ祭に関するトークで盛り上がりをみせた。トークに続いて先日発売された「戦国BASARA バトルヒーローズ」のオープニングムービーが上映。次に、出演する声優たちの演じる武将のご当地名産品をかけた「戦国BASARA バトルヒーローズ」を使ったゲーム大会を実施した。
今回のゲーム大会はバサラ祭ということで、出演者同士がタッグを組んでトーナメント戦を行なうというもの。チームは、中井・森川組、石野・中原組、大川・森田組、最後に残った藤原・小林組の4チームが用意された。対戦は、3分間の自由合戦モードを使って行なわれることに。
トークでは、“楽屋に入ったらみんなPSPで「戦国BASARAヒーローズ」を練習していて、練習しなくちゃいけない気持ちになった”や”会場入りの際に日比谷公会堂と日比谷野外音楽堂をタクシーの運転士が間違えた”といった話を身振り手振りを交えて披露した
トーナメント1回戦、中井・森川組、石野・中原組は、中井・森川組が勝利。続いて、大川・森田組、藤原・小林組の対戦に移ろうとしたところで、PSPにトラブルが発生。スタッフが修復に全力を挙げる間、出演者たちがトークで場を繋いだが、努力むなしく復旧はならず、「戦国BASARA バトルヒーローズ」の使用をあきらめて、じゃんけんによる勝負となった。
じゃんけん対決を制したのは、同作品をほとんど練習していなかったという藤原さんと、小林プロデューサーの組。優勝した2人は、前田慶次のゆかりの北陸の“コシヒカリ”と伊達、片倉の2キャラの名物“牛タン”を持ち帰った。
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