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復活した「AVeL Link Player」は凄かった

アイ・オーのSTBで古いテレビに最新機能を!

2009年03月17日 19時14分更新

文● 橋本 優/トレンド編集部

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「AVeL Link Player」

「AVeL Link Player」

 筆者が2年前に購入した薄型テレビでは、今時の薄型テレビで当たり前のように付いている機能がない。例えば、テレビ向けネットサービスの「アクトビラ」なんて使えなかったし、ネットワーク経由で地デジの録画番組を視聴するなんてことも叶わなかった。

 画質はいいとしても最新機能は羨ましい。そんな、一足早く薄型テレビを導入したユーザーを救ってくれるセットトップボックス(STB)がアイ・オー・データ機器から登場する。


パソコンで録画した地デジの映像が見られる

従来機はDVDドライブを内蔵していてレコーダー並みの横幅だったが、AV-LS500VXはドライブを搭載しない代わりに本体が小さくなった

従来機はDVDドライブを内蔵していてレコーダー並みの横幅だったが、AV-LS500VXはドライブを搭載しない代わりに本体が小さくなった

 「AVeL Link Player AV-LS500VX」(4月上旬発売、3万1700円)は、「AVeL Link Player」としては4世代目のモデルとなるネットワーククライアント型STB。従来機の「AV-LS300」は2008年6月に生産終了になっており、久しぶりの復活となる。

NAS(LAN DISK AV)にダビングしたREGZAの映像をAV-LS500VXで視聴できる

NAS(LAN DISK AV)にダビングしたREGZAの映像をAV-LS500VXで視聴できる

 ホームネットワーク規格「DLNA 1.5」とネットワーク向けの著作権保護規格「DTCP-IP 1.2」に対応し、同社の地デジチューナー搭載パソコンやDTCP-IP 1.2対応録画機器(東芝の薄型テレビ「REGZA」の一部上位機種や、スカパー! HDチューナーなど)で録画した映像を、ネットワーク経由で視聴できる。

「LAN DISK AV」シリーズの最新機種「HVL1-G」シリーズ

「LAN DISK AV」シリーズの最新機種「HVL1-G」シリーズ。4月下旬発売予定で、価格は500GBモデルで2万1000円

 また、DLNA 1.5とDTCP-IP 1.2に対応した同社のNAS製品である「LAN DISK AV」シリーズにダビング(REGZAやスカパー! HDチューナーは直接録画も可能)した映像を、AVeL Link Playerで視聴できる。

REGZAからLAN DISK AVにデータをダビング中

REGZAからLAN DISK AVにデータをダビング中

 ちなみに、現在は同社の地デジキャプチャー機器で録画したデータの配信およびダビングはできないが、これを可能にするキャプチャー機器向けのアップデータ(GV-MVP/H2シリーズ)を3月18日より無償提供する。

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