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“nForce 680i SLI”を搭載する初のメーカーオリジナル設計モデル「Striker Extreme」と「P5N32-E SLI」がASUSTeKから発売!!

2006年12月12日 21時41分更新

文● 増田

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 “nForce 680i SLI”を搭載する初のメーカーオリジナル設計モデル「Striker Extreme」と「P5N32-E SLI」がASUSTeKから発売された。上位モデルの「Striker Extreme」は流通量が少ないために早めの完売が予想される。

ソケット周り
上位モデルの「Striker Extreme」。CPUソケット周りのヒートシンクが大きな特徴となる同製品だが、サイズによっては取り付けできないCPUクーラーもありそうなので注意が必要だ

 先日サンプル版も登場した「Striker Extreme」は、同社のゲーマーおよびオーバークロッカー向けのマザーボードシリーズ“「R.O.G.」(Republic of Gamers)”ブランドに属するもの。“nForce 680i SLI”搭載マザーといえば、すでにeVGA製「122-CK-NF68-AR」ECS製「PN2-SLI2+(V1.0)」などがすでに販売されているが、いずれも製造元はNVIDIAで、いわゆるチップセットメーカー純正の製品となっていた。今回登場した「Striker Extreme」と「P5N32-E SLI」はどちらも初のメーカーオリジナル設計の製品となる。

「Striker Extreme」 「Striker Extreme」
“nForce 680i SLI”を搭載する初のメーカーオリジナル設計モデル「Striker Extreme」。流通量が少ないために早めの完売が予想される

 「Striker Extreme」はI/O部に搭載する光る“EL I/O”や起動の状況を分かりやすい言葉で表示する“LCD Poster”、8フェーズの電源回路、高分子アルミ固体電解コンデンサ、冷却基板「Stack Cool 2」、低ノイズ環境を実現したという付属の8chサウンドカード「SupremeFX」、ボイスチャット用マイク“Array Mic”、Futuremarkの3Dゲームベンチマークソフト「3DMark06 Advanced Edition」付属など、基本的には今年7月に発売された“nForce 590 SLI”搭載のSocket AM2対応マザーボード「CROSSHAIR」の特徴を踏襲したもの。
 その他、主な仕様は拡張スロットがPCI Express x16×3(ブルースロットはx16でSLIが可能/白いスロットの動作モードはx8)、PCI Express x1×1、PCI×2。4本用意されるDDR2 DIMMスロットはDDR2-800/667/533対応で最大8GBまで搭載可能なほかEPPにも対応する。またオンボードインターフェイスとしてIEEE1394(VIA/6308P)やデュアルギガビットイーサネット(Marvell)、Serial ATA II×8(RAID対応内部×6/外部2)、Ultra DMA 133×1などを装備。対応FSBは1333MHzまでとなりクアッドコアCPUも搭載可能なほか、今後発売されると思われる新型のCore 2 Duoも使用可能となりそうだ。なお、CPUソケット周りのヒートシンクが大きな特徴となる同製品だが、サイズによっては取り付けできないCPUクーラーもありそうなので注意が必要だろう。

I/O部 拡張スロット
I/O部に搭載する光る“EL I/O”や起動の状況を分かりやすい言葉で表示する“LCD Poster”拡張スロットはPCI Express x16×3(ブルースロットはx16でSLIが可能/白いスロットの動作モードはx8)、PCI Express x1×1、PCI×2
ボタン ポップ
スイッチ/リセット/CMOSクリアーといったボタンは分かり易く装備されているゲーマーおよびオーバークロッカー向けのマザーボードシリーズ“「R.O.G.」(Republic of Gamers)”ブランドに属する「Striker Extreme」。販売価格も約5万円と高い

 同時発売の「P5N32-E SLI」は同じく“nForce 680i SLI”を搭載している「Striker Extreme」と比べるとスペック、価格帯的には下位モデルといえそうな製品。ただし、こちらは同社の従来から続いている“AI”シリーズの製品で、厳密には「Striker Extreme」の“R.O.G.”シリーズとは異なる。とはいえ実物を見る限りは採用基板も「Striker Extreme」と同じで、機能削減版と考えてよさそうだ。CPUソケット周りのヒートシンク形状が異なり、I/O部に搭載する光る“EL I/O”や起動の状況を分かりやすい言葉で表示する“LCD Poster”、使用コンデンサ、ボイスチャット用マイク“Array Mic”、Futuremarkの3Dゲームベンチマークソフト「3DMark06 Advanced Edition」などが省かれているほか、オンボードインターフェイスではI/O部のSerial ATAコネクタなども用意されていない。
 その他、拡張スロットやメモリスロット、オンボードインターフェイスなどに変更はなく、LGA775対応マザーボード単体でみれば十分といえるスペック。価格および販売ショップは以下の通りとなっている。

「P5N32-E SLI」 「P5N32-E SLI」
「P5N32-E SLI」は同じく“nForce 680i SLI”を搭載している「Striker Extreme」と比べるとスペック、価格帯的には下位モデルといえそうな製品。ただし、こちらは同社の従来から続いている“AI”シリーズの製品で、厳密には「Striker Extreme」の“R.O.G.”シリーズとは異なる
「P5N32-E SLI」 「P5N32-E SLI」
採用しているPCBは「Striker Extreme」と同じ。機能削減版とはいえLGA775対応マザーボード単体でみれば十分といえるスペック
価格 ショップ
ASUSTeK
「Striker Extreme」
\45,123 クレバリー1号店(週末販売予定)
\46,800 ドスパラ本店(完売)
\47,800 高速電脳(完売)
ドスパラアキバ店
\47,970フェイス
\47,980 アーク
TWOTOP秋葉原本店(完売)
\48,800 T-ZONE.PC DIY SHOP(週末セット販売予定)
BLESS秋葉原本店(完売)
\48,980 ツクモパソコン本店II(完売)
TSUKUMO eX.(完売)
ASUSTeK
「P5N32-E SLI」
\29,373 クレバリー1号店(週末販売予定)
\29,480 ドスパラ本店
\29,780ドスパラアキバ店 
\29,980 アーク
ツクモパソコン本店II
TSUKUMO eX.
T-ZONE.PC DIY SHOP
BLESS秋葉原本店
\30,800 高速電脳
【取材協力】

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