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MacBook Pro-2.33GHz(2006年10月発表)

エンコードが35%高速化! これが“Core 2 Duo”の実力だ

2006年10月29日 22時16分更新

文● 編集部 広田稔

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新旧MacBook Pro、およびMacBookと性能を比較

今回は、新MacBook Pro-2.33GHz、新MacBook Pro-2.16GHz、旧MacBook Pro-2.16GHzといった15インチワイド液晶ディスプレーを搭載している3機種をメインに選定。一般向けノートブックである『MacBook』との性能差も見るために、ブラックボディーのMacBook Pro-2.0GHzも比較対象とした。

OSは4機種ともMac OS X 10.4.8。メモリーは、新しいMacBook Pro-2.33GHzの標準容量である2GBに統一している。各テストは基本的に3回計測し、その平均を結果として表示した

なお、今回はソフトのバージョンやテスト内容を、従来Mac24で行なってきたものから変更したため、過去のデータと単純に比較できないことに注意してほしい。


CPU性能

先に述べたように、CPUのテストではクロック周波数の差以上に、Core 2 DuoとCore Duoでテスト結果に開きがあることが分かる。旧MacBook Proのユーザーで、エンコード作業やフィルタ処理などを少しでも高速化したいケースでは、新機種の2.33GHzに乗り換えると効果を実感できるだろう。

AAV
AACのテストでは、iTunes 7.0.1で、38.8分(12曲/392.7MB)の音楽ファイルをAAC(ビットレートは128kbps)に変換するのにかかった時間を計測。変換中に曲を再生するオプションはオフにしてある
iPodエンコード
Pro版の『QuickTime Player 7.1.3』で1分のDVムービーを開き、書き出し形式を“ムービーからiPod”に指定して、変換するのにかかった時間を調べた。ちなみにビデオ部分はH.264でエンコードされている
Photoshopフィルタ
『Adobe Photoshop CS2』を使い、“色鉛筆”や“荒描き”など15種類のフィルタ処理含むアクションを実行するのにかかった時間を調査した。元画像のサイズは横4064×縦2704ドットだ

HDD性能

HDDは、4機種とも5400回転/分で2.5インチのものを採用している。接続方法はシリアルATAだ。テスト結果に若干の開きがあるが、機種によっては各回の計測が安定せず、10秒前後も差が開くことがあった。このばらつきが影響しているのだろう。

HDD自体の性能差も関係しているかもしれない。検証に使った新MacBook Proには、富士通(株)の『MHW2120BH』が搭載されていた。1プラッター80GBの垂直磁気記録を採用した製品で、このプラッターを2枚搭載しているものと推測される。

ファイル・フォルダーコピー
1GBの単一ファイルと、ファイルサイズが異なる6539個のファイルを含んだ合計1GBのフォルダーをローカルHDDに置き、複製するのにかかった時間を計測

ちなみに各マシンに搭載されていたHDDは以下のとおり。

Mac本体 HDDの型番 ディスク容量 キャッシュ容量
新MacBook Pro-2.33GHz MHW2120BH(MHW2 BHシリーズ) 120GB 8MB
新MacBook Pro-2.16GHz
旧MacBook Pro-2.16GHz ST9100824AS(Momentus 5400.2) 100GB
MacBook-2.0GHz MHV2080BHPL(MHV2 BHシリーズ) 80GB

ビデオ性能

ビデオ性能では、前述のようにGPUのコアクロックが上がったせいか、3D描画性能は新MacBook Proがおおむね旧MacBook Proを上回った。

『Doom 3』のフレームレート計測では、なぜか新MacBook Pro-2.33GHzの値が低くなっている。ハードウェアをチェックして、何度か計測し直したが、締め切りまでに原因を解明できなかった。

ちなみにBoot Campを使って新MacBook Pro-2.33GHzにWindowsをインストールし、『FINAL FANTASY XI』のオフィシャルベンチマークソフト3を実行したところ、“Low”の設定では“5573”で上から2番目の“とてとて”、“High”では“3686”で上から3番目の“とてつよ”のランクという結果になった。


2Dスクロール
2Dグラフィックの描画性能がわかる。『Adobe Photoshop CS2』で縦14400×横640ドットの画像を開き、上から下までスクロールするのにかかった時間を計測した。
CINEBENCH
以下の3つのテストでは3Dグラフィックの描画性能がわかる。『CINEBENCH 9.5』は、3D画像のレンダリングをCPU、またはGPUによって実行し、そのパフォーマンスを数値で算出する。“Rendering”はCPU性能、“OpenGL HW-L”はGPU性能をそれぞれ表わしている
Doom 3
Doom 3は、Universalアプリケーション化されたバージョン1.3を使い、標準状態でフレームレートを計測


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