マイクロソフト(株)は15日、米マイクロソフト社が現地時間の14日、ウイルス駆除とチューンアップを行なうサービスを開始すると発表した。同日付けで日本で“Windows Live OneCare PC セーフティ”として提供し、米国では“Safety Scanner”として、無償で提供する。
“Windows Live OneCare PC セーフティ”は、一般ユーザー向けにこれまで“Windows Live Safety Center”としてベータ版を無償で提供していたオンデマンド型パソコンスキャニングサービスで、ウイルス検知/除去のほか、パソコンの性能を高めるチューンアップ機能も提供するのが特徴。ウイルスやスパイウェアなどを検出して削除する“プロテクト スキャン”のほか、HDD上の不要な一時ファイルをチェックして削除/圧縮するほうがよいファイルを提示/削除する“クリーンアップ スキャン”、HDDのデフラグを行なうことでパフォーマンスを最適化する“チューンアップ スキャン”などが提供される。ただし無料サービスのため、技術サポートなどは提供しない。
同社では今後、有償サービスとして、重要なファイルの自動バックアップなどにも対応した“Windows Live OneCare”をサブスクリプションサービスとして提供する予定としている。
