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マイクロソフト、セキュリティー対策&PCケアソフト『Windows Live OneCare』を1月30日に発売

2006年12月04日 13時26分更新

文● 編集部 橋本 優

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マイクロソフトは4日、セキュリティー対策とWindowsのメンテナンス機能を兼ね備えたソフトウェア『Windows Live OneCare(ワンケア)』を2007年1月30日に発売すると発表した。価格はダウンロード版が5500円、店頭販売パッケージ(CD-ROM)版が6500円となっている(ともに税別)。

Windows Live OneCareパッケージ
『Windows Live OneCare』パッケージ(英語版)
Windows Live OneCareメイン画面
Windows Live OneCareのメイン画面

Live OneCareは10月に日本語ベータ版の無償提供が開始されていたが、今回発売されるのはその正式版。機能としては大きく分けて“セキュリティー機能”“パフォーマンスアップ”“バックアップ”の3つを搭載する。詳細は以下の通り。

セキュリティー機能
ウイルス対策
双方向ファイアウォール
スパイウェア、マルウェアの検出/削除
フィルタリング

Windowsのパフォーマンスアップ
定期的にデフラグを実行するオートデフラグ機能
HDDのエラーチェック
キャッシュや不要ファイルなどのクリーンアップ

バックアップ
外部メディアおよびネットワークによる自動バックアップ

そのほか電話、電子メールによるサポートが受けられる。

製品版にはパソコン2台分のライセンスが付属する。また最新のウイルスに対応するパターンファイルの更新有効期間は購入から1年間で、1年を過ぎた場合の更新料などは未定となっている。

ちなみに、Windows Vistaではウイルス対策機能以外は標準で実装しているが、Live OneCareを導入することで、これらの機能を統合し、より便利に利用することができるという。

対応OSは、Windows XP SP2(Home Edition/Professional/Media Center Edition/Tablet PC Edition)、Windows Vista(Home Basic/Home Premium/Business/Ultimate)。対応機種は動作周波数が300MHz以上のCPU、メモリー256MB以上(Vistaでは512MB以上)、システムパーティーションに550MB以上の空きがあるHDDを搭載したPC/AT互換機。そのほかインターネット接続環境とウェブブラウザー(IE 6以降)が必要。

なお、Live OneCareは有料版のほか、無償提供中の『Windows Live OneCare PC セーフティ』がある。PC セーフティにはファイアウォール機能がないが、ウィルス対策とスパイウェア検索機能、フィルタリング機能が備わっている。ただし、機能的には常駐ウイルス検知などは行なわれないなど限定的なものとなっている。さらにウェブコンテンツのフィルタリング機能のみを提供する『Windows Live OneCare Family Safety』も、11月からベータ版が無償で公開されている。

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