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Comic Life DX

【レビュー】何気ない日常スナップが“アメコミ”に大変身! ユニークな写真マンガ作成ソフト

2006年07月19日 22時52分更新

文● 荻窪 圭

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完成した自分の作品を世界に向けて公開しよう

複数ページの作品を書き出すと、HTMLファイルでは前後のページへのボタンリンクが作成される。ムービー書き出しでは、切り替え時間の設定が可能だ

出力はプリントアウトのほか、画像ファイルやHTMLファイル、QuickTimeムービーなどから選べる。.Macへの直接書き出しをサポートしており、選択すると、.Macの“Sites”内に“comiclife”フォルダーを作り、作品を出力してくれる。

HTMLファイルでは、サムネールに閲覧用の別ウィンドウで開くリンクを張ってくれるので、これをコピーして自分のサイトやブログに組み込むことも簡単だ。

Comic Lifeの操作基本はドラッグ&ドロップでOK。非常に“Macらしい”扱いやすいインターフェースで感覚的に作品を作れる。誰でも簡単に使えるこの親しみやすさが、本ソフトのいちばんの特徴だろう。

そのほか、配置した写真のイメージを水彩画やポスター風イラストのイメージに変更したり、モノクロに変更してテレビの走査線効果を加える、タブロイド誌の掲載写真のような2色刷り風にするなど、イメージフィルターを多数搭載している点も注目だ。





【結論】

【○】
とにかく操作が簡単。基本作業がドラッグ&ドロップでほとんどできてしまう優れモノだ。iPhotoや .Macとの親和性も高い。
【×】
標準のテンプレートやフォントで作ると全体的にアメコミ調になってしまう。また動作が遅く、快適に使うには1GHz以上のCPUは欲しい。


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