“パーティションコマンダー”が36ヵ月ぶりのバージョンアップ
(株)ライフボートは3日、パーティション操作ソフトの最新版、『LB パーティションコマンダー10』を21日から販売すると発表した。前バージョンと比較して処理速度が約3倍になったほか、これまでDOS上の操作画面だったものが、XP上のGUIで操作可能になった。価格は7140円。
パーティションコマンダーは、データを削除することなくHDDのパーティションサイズの変更や移動を行なうツールだ。たとえば、Cドライブがいっぱいになってきた場合に、残り容量に余裕のあるDドライブの容量を減らして、その分Cドライブを大きくするといったことが簡単にできる。
新バージョンの主な新機能としては、
- XP上でウィザードを多様したGUI
- 3倍以上の高速なパーティション操作
- HDDのコピー
- デフラグ機能
- 複数の操作をまとめて実行するバッチ処理
- 外付けのUSB、IEEE 1394ドライブへの対応
- 基本パーティションと論理パーティションの変換
となっている。
160GBのHDDでCドライブとDドライブの容量を10GB変更するという操作で、従来のバージョンで10分24秒かかるところ、2分48秒と大幅に高速化されているという(同社調べ)。また、今回のバージョンからはライフボートのバックアップツールなどシステム関連ソフトと同様の、統一されたGUIとなっている。
対応OSは、Windows 2000 Professional/XP。利用に必要なシステムはPentium 300MHz以上、メモリー128MB以上、HDD容量40MB以上。対応するファイルシステムはFAT16/32、NTFS、LinuxのExt2、Ext3、ReiserFSで、FAT16とFAT32およびFAT16/32とNTFSはファイルシステムの変換にも対応する。
LB パーティションコマンダー10 | メイン画面。多くの操作はウィザードで可能 |