国産プレーヤーならではの使いやすさも魅力
NW-E002の価格はオープンプライスだが、SonyStyleでの販売価格は9980円となっている。同一容量でディスプレーを持たない「iPod shuffle」よりは2000円程度高価な値付けで、容量1GBでカラーディスプレーを装備した「iPod nano」よりは8000円程度安価となる。ちなみに、ソニースタイルオリジナルモデルのNW-E005(2GB)は、同社のUSBフラッシュメモリー「ポケットビット」(2GBで2万2800円)よりも低価格になっている。
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| iPod shuffleとの大きさ比較。一回り以上小型だ。 |
NW-E002は1行モノクロ表示ながら、日本語表示が可能な有機ELディスプレーを搭載しているため、shuffuleとの価格差は妥当だろう。容量が多く、カラーディスプレーを搭載するnanoには機能面で譲るが、サイズの小ささと軽さ、価格を重視するなら、本機をお勧めしたい。
今回レビューしたNW-E002が位置する1万円前後のシリコンオーディオプレーヤーは、現在最も競争が激しいカテゴリーで、iPod以外にも強敵は多い。コンパクトで色の選択も楽しめる本体、3分の急速充電、MP3／AAC／WMAなど豊富な形式に対応する点は、なかなか魅力的だ。SonicStage CPの使い勝手もこなれてきており、メインで使っても特に不都合を感じない。
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| オプションも豊富。生活防水対応のハウジングや、アームバンドなどはスポーツ好きな人にも便利そうだ。 |
NW-E002は、1万円以下で購入できるローエンド機ではありながら、ウォークマンの魅力を存分に体験できる1台である。シリコンオーディオ初心者はもちろんのこと、スポーツや街歩きで気軽に使える2台目のプレーヤーが欲しいというニーズにも応えてくれそうだ。
| ウォークマンEの主なスペック | |
| 製品名 | NW-E002 |
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| 容量 | 512MB |
| 再生フォーマット | ATRAC(48-352kbps)、MP3(32－320kbps)、WMA(32-192kbps)、AAC(16-320kbps) |
| 連続再生時間 | 約28時間(ATRAC 132kbps／パワーセーブモードスーパー／イコライザオフ時) |
| 充電時間 | 約60分 |
| インターフェース | USB 2.0(High Speed対応) |
| サイズ(W×D×H) | 24.8×79.0×13.6mm |
| 重量 | 約25g |
| 本体カラー | ブラック／バイオレット／ピンク／ブルー／ライムグリーン |
