このページの本文へ

前へ 1 2 3 次へ

NW-E002

NW-E002

2006年06月23日 06時20分更新

文● 編集部 小林 久

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

NW-E002

ソニー/ソニーマーケティング

オープンプライス

SONY Flash on ASCII
「NW-E002」をはじめとしたソニー製品はこちらから購入いただけます。画像をクリックするとアスキーとソニースタイルのコラボレーションサイト “SONY Flash on ASCII”に移動します。

3分間充電で3時間再生できる“急速充電”と、スティック型リモコンを思わせる操作性が話題を呼んだ“ウォークマンスティック”(NW-E400NW-A600シリーズ)。そして今回、Eシリーズの最新機種が登場した。容量512MBの「NW-E002」、1GBの「NW-E003」、2GBの「NW-E005」の3モデルのうち、ここではエントリーモデル「NW-E002」をレビューする。容量以外に大きな違いはなく、カラーリングはNW-002/003はブラック、バイオレット、ピンク、ブルー、ライムグリーンの5色が用意され、NW-E005はブラックとバイオレットのみとなる。なおNW-E005は、ソニースタイルオリジナルモデル(シルバー)が用意されている。若干値段が安く(1万6800円)なっており、ヘッドフォンが付属しないので好みのものを選んで使うことができる



NW-002 NW-005
『NW-002』。評価機の色はピンクだ。容量2GBの『NW-E005』(シルバーはソニースタイルオリジナルモデル)


USBキャップを外して、パソコンにつなぐだけ

 NW-E002は、ソニーのシリコンオーディオの中では、最もベーシックな機能を提供する製品だ。

パソコンとの接続
キャップを外すとパソコンのUSBポートに直差しできる

 本体はウォークマンスティックより一回り小さく、重量も半分程度の約25gとなる。ジョギングなど、軽いスポーツをする際に身に付けても邪魔にならないサイズだ。アクリルパネルとカラーハーフミラーを組み合わせた“クリスタルデザイン”の本体は、上述の5色のカラーバリエーションが選べ、アクセサリー感覚で身につけられるのも楽しい。

 パソコンとの接続や本体の充電はUSB 2.0(High Speed)経由で行なう。本体底部のキャップを外すとUSB端子が露出するので、それを直接パソコンに差せばいい。パソコンと接続するすることで楽曲の転送はもちろん、USBフラッシュメモリー(リムーバブルメディア)としても利用可能だ。ウォークマンスティックと同様に、3分充電で3時間の再生が可能。通勤/通学時に聞く程度なら、外出前に今日聞く曲をパソコンから転送している間にバッテリーの充電が済んでしまうだろう。



クリップ
別売のクリップ。3色のキャップが付属し、コーディネートも楽しめる。

 従来のウォークマンスティックは、ジョグシャトル(ダイヤル式のスイッチ)を搭載した独特な操作系だったが、本機は4つのボタン(再生/HOME/スキップ/バック)で操作するオーソドックスなスタイルである。

 HOMEボタンの長押しでメニューを表示。スキップ/バックボタンでメニューを選択し、再生ボタンで決定する。一階層上のメニューに戻る際には、HOMEボタンを押す。有機ELディスプレーは1行表示だが、日本語での曲名表示も可能だ。一覧性は低いが、仕組みさえ理解すれば違和感なく使える。右手用と左手用の設定が選べる点も細かい配慮だ。

 再生機能では、フォルダー単位でリピートやシャッフルを選べる。あらかじめ設定した時間(1~99分)が経つと自動で音楽が停止する“スポーツタイマー”もジョギングやウォーキングのお供に使う人には便利な機能である。また、取り込み時の音量が大きく異なる曲を再生する際に、自動で再生音量をそろえる“ダイナミックノーマライザー”も装備している。

前へ 1 2 3 次へ

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン