エレクトロニック・アーツ、世界唯一のFIFA公認サッカーゲーム『2006 FIFA ワールドカップ ドイツ大会』を発売――優勝チームを清水秀彦氏と眞鍋かをりさんが予想

エレクトロニック・アーツ(株)は19日、Windowsパソコンなどに対応した3Dアクションサッカーゲーム『2006 FIFA ワールドカップ ドイツ大会』を発表した。価格と製品ラインナップは以下の通り。27日から順次発売する。

	Windows版のパッケージ

製品ラインナップ

製品名

FIFA ワールドカップ ドイツ大会

Windows版

ネットワーク対戦：○(インターネット対戦2名)

プレイ人数：1人(マルチプレイ2～8人)

オープンプライス、4月27日発売

プレイステーション 2版

ネットワーク対戦：非対応

プレイ人数：1～2人(マルチプレイ2～8人)

価格6090円、4月27日発売

Xbox 360版

ネットワーク対戦：○(Xbox Live!対応)

プレイ人数：1～4人(協力プレイ2～4人)

価格7140円、4月27日発売

PSP版

ネットワーク対戦：○(アドホックモード2人)

プレイ人数：1人

価格5040円、6月1日発売

また、携帯電話機にダウンロードして楽しめる“携帯アプリ”も5月より順次提供する。3D版と2D版の2種類があり、2D版はKDDI(株)、ボーダフォン(株)、(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモ(NTTドコモ)、3D版はNTTドコモの対応機種向けに提供する。価格は525円(1ダウンロード)。詳細は5月中旬ごろ発表される見込み。

	携帯版。登録されている選手数は少ないが、臨場感では負けていない

唯一のFIFA公認サッカーゲーム

今回発表された製品は、FIFA(国際サッカー連盟)公認となっており、ドイツ大会に出場する32ヵ国の代表チーム、選手、12会場の実名データはもちろんのこと、予選で敗退したFIFA加盟127ヵ国約3000名の選手、ドイツ大会が開催される12のスタジアム、ジーコやベッケンバウアーといった歴史的プレイヤー20人のデータも登録されている。携帯アプリ版は登録選手数が各国23名ずつ(合計736名)と若干少ないが、ゴールシーンを角度を変えて楽しめるリプレイ機能など専用ゲーム機やパソコンの雰囲気をかなり残した内容となっている。

ブラジル代表ロナウジーニョもちろん登場(Windows版)		フランス代表ジダンの髪型も再現(Windows版)		ワールドカップモードの観客席(Windows版)

Xbox 360版の画面。イタリア代表デルピエロのドリブルも非常にリアル		決勝戦が行なわれるベルリンのスタジアム。時間や天候も表現される		小さくても美しい、PSP版の画面

選手をプレイヤー自身が操作する形態のソフトだが、コンピューター同士で対戦させ、実際の試合をシミュレートすることも可能だ。試合中には、サッカー解説者・清水秀彦(しみず ひでひこ)氏による実況音声も再生され、テレビ観戦をしているような感覚でゲームを楽しめる。

複数の対戦モードが用意されており、そのうちの“グローバルチャレンジ”は、ある“試合状況”からスタートして、チームを勝利に導いていくモードとなる。試合状況は、過去の歴史的名勝負を再現したもので、例えば1994年のアメリカ大会の決勝戦(ブラジル対イタリア)では、ブラジルとイタリアのPK戦からゲームがスタートし、イタリアを勝利に導くことがチャレンジとなる(※1)。

※1 この試合では前半後半の90分＋延長戦の30分でも決着が着かず、最後はイタリアのエースであったロベルト・バッジオがPKを外してブラジルが勝利した。

各チャレンジをクリアーするとゲームポイントが与えられ、歴史的プレイヤー、サッカーボール(各大会の公式球)やアディダスやナイキといった有名スポーツメーカーのスパイクといったアイテムを解除できる。解除したプレイヤーやアイテムは、別のモードでも利用可能になる。

なお、基本的なゲーム内容は各パッケージで共通だが、ネットワーク対戦機能などが若干異なる。また、PSP版に関しては、グローバルチャレンジの内容や解除できるアイテムなどに相違があるという。

エレクトロニック・アーツマーケティング担当バイスプレジデントの吉川祥一氏		アディダス ジャパン事業渉外本部本部長の鈴木順一氏

スポーツソフトの売り上げは左のサッカーが伸びている。中央の野球、右のバスケットを大きく上回る割合		サッカーゲームはワールドカップの年に大幅に売れる。ちなみに欲しいワールドカップ関連グッズでは、ユニフォームや日本戦チケットに続く4位だという

東京都港区の“六本木ベルファーレ”で本日開催された製品発表会には、エレクトロニック・アーツマーケティング担当バイスプレジデントの吉川祥一(よしかわ しょういち)氏、コラボレーションTシャツを生産するアディダス ジャパン(株)事業渉外本部本部長の鈴木順一(すずき じゅんいち)氏が出席した。また、サッカー解説者の清水秀彦氏、タレントの眞鍋かをりさんのトークショーも行なわれた。

	タレントの眞鍋かをりさん

眞鍋さんと清水さんのトークショー風景。清水さんの予想ではベスト4に残るのはブラジル、イタリア、オランダ、イングランドの4チーム。ブラジルとイングランドで決勝を争うのではないかということ

トークショーでは、清水氏が「決勝はブラジルとイングランドで争われるのではないか」と予想。実際にブラジルとイングランドの組み合わせで対戦させるデモも行なわれた。結果は延長戦の末、3対2でイングランドが勝利。先制点はドリブル突破したオーウェン、決勝点はベッカムがフリーキックで決めた。試合結果に対して「ブラジルはディフェンスにもろいところがあるため、十分ありえますね」と清水氏。

眞鍋さんは「ワールドカップで気になる選手は？」という質問に「ベタベタ“ベッカム”。映像でもかっこいいですね」とコメント。最近“ひとりフレンチ”に凝っている真鍋さんは、フランス代表のジダン選手も気になる存在だという。

	2006着限定のTシャツ

背中には“スーパースターと遊ぼう”というゲームのキャッチフレーズが。これはアディダスの“ともに戦えば強くなれる”というキャッチフレーズに通じると鈴木氏

アディダスとのコラボレーションTシャツは2006枚の限定生産で、ゲームのパッケージに同封されている申し込みハガキで応募したユーザーに抽選でプレゼントされる。

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