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マカフィー、家庭内無線LANのセキュリティーソフト『ワイヤレス ホームネットワークセキュリティ』を発表

2006年04月18日 17時02分更新

文● 編集部 佐久間康仁

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マカフィー(株)は18日、東京・六本木のグランドハイアット東京にプレス関係者を集め、個人向けセキュリティー製品の知名度向上を図るための“Don't Worry. キャンペーン”を22日から店頭やウェブサイトなどで開始するとともに、家庭内の無線LAN環境のセキュリティー製品として『マカフィー・ワイヤレス ホームネットワークセキュリティ』を発表した。ワイヤレス ホームネットワークセキュリティは今月下旬に先行して、同社直販サイト“マカフィーストア”でダウンロード販売を開始し、パッケージ版の店頭販売は6月上旬となる。1本で3ユーザー(端末3台)まで利用でき、価格はダウンロード版が2980円、パッケージ版は3885円。

コンシューマ事業本部長の中山泰宏氏
コンシューマ事業本部長の中山泰宏氏。背後の赤いハートと“Don't Worry.”の文字がキャンペーンロゴになっている

なお、ワイヤレス ホームネットワークセキュリティをセットにしたセキュリティースイート製品も同時に発売される。価格や製品構成は以下の通り。

マカフィー・ワイヤレス ホームネットワークセキュリティスイート 3ユーザーパック
マカフィー・ウイルススキャン/マカフィー・パーソナルファイアウォールプラス/マカフィー・ワイヤレス ホームネットワークセキュリティの構成
8400円(ダウンロード版)
1万4175円(パッケージ版)
1万815円(パッケージ優待版)
マカフィー・インターネットセキュリティスイート ワイヤレスネットワークエディション 3ユーザーパック
マカフィー・インターネットセキュリティスイート/マカフィー・ワイヤレス ホームネットワークセキュリティ(上記製品+プライバシーサービス/スパムキラー)の構成
1万2600円(ダウンロード版)
1万9950円(パッケージ版)
1万5015円(パッケージ優待版)

マカフィー・ワイヤレス ホームネットワークセキュリティの概要 マカフィー・ワイヤレス ホームネットワークセキュリティスイート 3ユーザーパックの概要 マカフィー・インターネットセキュリティスイート ワイヤレスネットワークエディション 3ユーザーパックの概要
マカフィー・ワイヤレス ホームネットワークセキュリティの概要マカフィー・ワイヤレス ホームネットワークセキュリティスイート 3ユーザーパックの概要マカフィー・インターネットセキュリティスイート ワイヤレスネットワークエディション 3ユーザーパックの概要

発表会には3月20日付けで新たにコンシューマ事業本部長に着任した中山泰宏氏、コンシューマ事業本部コンシューマ企画推進部 本部長代理の東 栄一(あずまえいいち)氏、コンシューマ事業本部プロダクトマーケティングの飯嶋 睦氏らが出席し、3年前(2003年10月)にコンシューマー向けセキュリティー製品市場に再参入してからの実績や今後の方向性について説明した。

最初に中山氏が、(株)富士キメラ総研の調査結果を基にセキュリティー製品市場のシェアを説明。2005年度は前年より8ポイント上昇した13%でとなり((株)シマンテックが41%でトップ、次いでトレンドマイクロ(株)の38%が続く)、「2008年にはシェア30%を目指す」と目標を掲げた。そのための施策の一環として、「ブランド認知のためのプロジェクトも行なう」と述べ、今週末22日より店頭や雑誌/ウェブなどの各種媒体を通じて行なう“Don't Worry. キャンペーン”を紹介した。

コンシューマ企画推進部 本部長代理の東 栄一氏
コンシューマ企画推進部 本部長代理の東 栄一氏

ブランディング戦略を担当する東氏によると、同社の調査ではトレンドマイクロ(ウイルスバスター)やシマンテック(ノートン・アンチウイルス)が75%以上の高い認知度であるのに対し、マカフィー(マカフィー・ウイルススキャン)のブランドは46.2%にとどまる。同社では2002年よりパートナー企業を経由したASP(アプリケーション・サービス・プロバイダー)形式のセキュリティーサービス“SaS(Security as a Service)”を提供しており、プログラム本体やパターンファイルなどを自動更新することで常に最新のセキュリティー環境を維持してきた経緯を説明し、これらをユーザー自身により浸透させるために

  • キャンペーンサイト“dontworry.jp”の展開
  • 雑誌やウェブでの広告展開
  • パッケージ商品のロゴマークの統一化
  • 店頭での当たりくじ付きキャンペーンの実施

などを、今月22日より年末まで断続的に実施することを紹介した。

セキュリティー製品メーカー/ブランドの認知度調査の結果
マカフィーによるセキュリティー製品メーカー/ブランドの認知度調査の結果

さらに、「詳細は明かせないが」と前置きしながら、秋頃には大幅なバージョンアップも予定しており、「使いながら安心してもらえる2007年度版商品を開発中」と次期製品への期待感をあおった。

矢田さんパンフ1 同じくキャンペーンで雑誌などに掲載される絵柄
キャンペーンサイト“dontworry.jp”の画面。サイト自体は今月20日にオープンするという同じくキャンペーンで雑誌などに掲載される絵柄。サイトではこうした外人が恐怖におののくシーンを含む30秒程度のオリジナル動画が上映されるとのこと

コンシューマ事業本部プロダクトマーケティングの飯嶋 睦氏
コンシューマ事業本部プロダクトマーケティングの飯嶋 睦氏

キャンペーンの実施とともに本日発表された新製品、『マカフィー・ワイヤレス ホームネットワークセキュリティ』は、家庭に浸透し始めている無線LAN環境をよりセキュアーに使うための無線LANセキュリティー専門ソフト。具体的には、多くのブロードバンドルーターやWindows XPの無線LAN設定機能に標準で用意されている暗号化機能“WEP”のキー(パスワード、128bit)を、一定時間ごとに無作為抽出したランダムな文字列に自動変更することで、家庭内無線LANへのただ乗りやパケットの盗聴を防ぐというもの。同社ではこの機能を“キーローテーション”と呼称する。なお、無線LANブロードバンドルーターは複数パソコンで同時に接続して使うケースが多いため、このパッケージでは1台のルーター設定と3台までのクライアントを管理できる(“シーズ”という暗号生成元になるファイルを1台のルーターと3台までのパソコンで共有可能)。



無線LANへのセキュリティー意識
同社調べによる無線LANへのセキュリティー意識

ただし、利用できる環境は特定の無線LAN対応ブロードバンドルーター、およびワイヤレス ホームネットワークセキュリティがインストールできるWindowsパソコン(対応OSはWindows 98/Me/2000/XP(64bit Edition除く))に限られる。無線LAN対応の携帯ゲーム機(ニンテンドーDSやPlayStation Portable)、Macintosh、無線LANコンバーターを経由したEthernet搭載家電機器やプリントサーバーなどを利用している場合は、キーローテーション機能を一時的にオフにして、設定されたWEPキーを手動入力することで接続してほしい、としている。

利用可能な無線LAN機器の制限について サポートする無線LAN対応ブロードバンドルーター
利用可能な無線LAN機器の制限についてサポートする無線LAN対応ブロードバンドルーターの一覧。なお、日本電気(株)の“Atermシリーズ”が含まれないのは、出荷時点でWEPキーが初期設定されている製品であるから、と理由を説明した。ただしWEPキーを定期的に変更することで、よりセキュリティーを高められるので、追って対応させていく予定とのこと

利用できる無線LANブロードバンドルーターは、発売直後(4月中)は(株)バッファロー製の5製品と(株)コレガの1製品、その後順次対応製品を拡充していくが、現在店頭に並んでいる新製品への対応が中心で、過去に発売された製品への対応については「ユーザーからのリクエストが多く寄せられた場合に、前向きに検討したい」としている。

2台目以降のパソコンを無線LANに参加させるための手順
2台目以降のパソコン(最大3台)を無線LANに参加させるための手順。参加させていいパソコン(相手)であるかどうかを、トランプのカードの図柄を用いて認証するという。一度参加させた相手には、WEPキーを自動生成するための元データ(シーズ)が提供され、以降は特別な操作なしに無線LAN環境に参加できる

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