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MSVR-A10

MSVR-A10

2006年04月28日 18時16分更新

文● 折原 一也

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3通り用意される録画操作

本体、もしくはリモコンの“メニュー”ボタンを押すと表示されるメニュー画面

 本機で外部機器からの映像をもっとも手軽に録画する方法は、本体やリモコンの“録画ボタン”で録画を開始し、“停止ボタン”でストップすること。入力されている映像を確認しながら録画や停止ボタンを操作する必要があるが、メニュー画面を表示する必要がなく、本体もしくはリモコンの操作のみで完結できる。また“クイックタイマー”という機能を使えば、録画終了の時間を設定できる。すでにHDDレコーダーなどに録画してある番組を、PSP向けにメモリースティック DUOに録画するのには便利だ。ただし、DVDレコーダーなどの録画機器に録画した“1回だけ録画可能”な番組は、メモリースティック PRO DUOでも録画はできないので注意。

終了時間を設定できる“クイックタイマー”

 このほかに“録画予約”と“シンクロ録画”の2通りの録画方法が用意されている。録画予約は、文字通り決まった時間に録画を実行させる機能だ。日時の指定はもちろん、週ごとの繰り返し録画の設定もできる(曜日指定および毎日、月~金、月~土)。さらに2系統の入力に対し、個別に録画モードを指定することも可能だ。ただしチューナーを内蔵しない本機ではチャンネルの変更ができないので、あらかじめ入力機器側で視聴予約などの設定をしておく必要がある。たとえば入力機器がHDD/DVDレコーダーの場合、録画予約を設定しておくと、録画が開始された時点で映像出力端子にもモニター出力されることが多い。これを利用し、MSVR-A10のタイマー録画を使ってメモリースティック DUOにも記録する、といった使い方が可能だ。

録画予約設定。画面のように日付として“月~金”といった同時間帯の繰り返し録画の設定も可能
予約した内容は“予約リスト”で確認できる

 もうひとつのシンクロ録画は、外部機器からの入力信号を自動で検知し、録画を開始する機能だ。入力機器側で視聴予約などの設定を行なわなければならないのは録画予約と同じだが、録画の開始と終了は自動的に行なわれるので便利。また入力側の機器が野球中継の延長などによる予約時間の変更に対応していれば、それと連動することも可能だ。このシンクロ録画に関しては、前述の通り本体前面にボタンがあり、それを押すことでオン/オフが簡単に切り替えられる。たとえば入力元のHDDレコーダーだけに予約録画をさせたい、という場合には“オフ”にしておくことで、HDDレコーダー側で予約録画が開始されて、その映像信号がMSVR-A10に入力されても録画が開始されることはない。ただしHDDレコーダーの電源が常に“オン”になっている、という場合は、映像信号がMSVR-A10に流れ続けることになるためシンクロ録画は使えない。その場合はタイマー録画を利用することになる。



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