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ソニー、メモリースティックに直接MPEG-4 AVC形式で録画できるビデオレコーダー『MSVR-A10』を発表

2006年03月13日 15時51分更新

文● 編集部 小西利明

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“メモリースティックビデオレコーダー”『MSVR-A10』。本体(右)と付属リモコン。本体幅は約215mmとコンパクト
“メモリースティックビデオレコーダー”『MSVR-A10』。本体(右)と付属リモコン。本体幅は約215mmとコンパクト

ソニーは(株)13日、PlayStation Portable(PSP)で再生可能なMPEG-4 AVC形式で、メモリースティックに直接録画が可能な“メモリースティックビデオレコーダー”『MSVR-A10』を発表した。アナログ地上波だけでなく、デジタルTVと接続してデジタル放送番組の録画も可能としている。発売は4月中旬の予定で、価格はオープンプライス。予想実売価格は2万5000円前後。

MSVR-A10は本体前面にメモリースティック(PRO、デュオ対応)スロットを備えており、最大2GBまでのメモリースティックに対応している。背面にはSビデオおよびコンポジッドビデオ入力端子と出力端子が2系統ずつ備わっている。本体にはTVチューナー等は内蔵されておらず、TVやビデオデッキの映像出力に接続して、録画を行なうことになる。そのため予約録画などでは、TVとMSVR-A10の双方をタイマー録画できるように設定する必要がある。スタンバイ状態で待機させておくと、録りたい番組の放送時間が来たときにTVが出力を開始したのを検知して、自動で録画を行なう機能も備わっている。メモリースティックに録画した番組はPSPに持ち出して視聴できる。

お詫びと訂正:掲載当初、MSVR-A10の出力端子につないだTVでも視聴可能と記載していましたが、正しくはMSVR-A10単体では視聴できません。ここに訂正するとともに、お詫びいたします。(2006年3月14日)
MSVR-A10の背面。アナログの入出力端子が並んでいる
MSVR-A10の背面。アナログの入出力端子が並んでいる

録画可能な形式としては、PSPで再生可能な高画質な映像規格MPEG-4 AVCを採用している。携帯機器向け地上デジタル放送“ワンセグ”などにも採用されるこの形式は、一般的なMPEG-4より高画質で、同社では字幕などもくっきりと表示できるとしている。録画モードはQVGA(320×240ドット)のビットレート384kbps、もしくは768kbpsとなっている。1GBのメモリースティックを使うと、768kbpsでも約2時間20分、384kbpsでは約4時間10分もの録画が可能で、同社では1GB以上のメモリースティックと組み合わせて使うことを推奨している。

MSVR-A10の大きな特徴が、デジタル放送など“コピーワンス”に設定された番組を録画することも可能なことだ。デジタルTVやデジタル放送チューナーとMSVR-A10をビデオ出力経由でつなげば、コピーワンスの番組でも録画できる(記録メディアはメモリースティックPROデュオが必要)。画質は前述の録画モード相当になるため、ハイビジョン品質よりは落ちる。また縦横比16:9の番組も。4:3に変換(上下に黒帯が挿入)される。PSPで見る場合には、PSP側の操作で上下をトリミングした表示が可能なので、画質は落ちるものの16:9と変わらない比率での表示も可能だ。ただしデジタル放送対応レコーダーでいったん録画された番組に関しては、MSVR-A10で再度録画することはできない。

同社ではMSVR-A10をPSPの一種の周辺機器として位置づけ、PSPでの動画視聴を促進したいとしている。

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