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新製品が続々登場! 薄型&大画面TV特集 2006年春の陣

新製品が続々登場! 薄型&大画面TV特集 2006年春の陣

2006年03月13日 22時09分更新

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 家電大手だけでなく、パソコンメーカーやパソコン周辺機器メーカーからも、液晶TV新製品の発表が相次いでいる。

家電分野にも力を入れるデルは、26V型「デルW2606C」を発売
家電分野にも力を入れるデルは、26V型「デルW2606C」を発売

 米国でデジタル家電分野の製品を続々と投入しているデル(株)は、1月11日に26V型「デルW2606C」と23V型「デルW2306C」の液晶TVを発表した。どちらもHD解像度の液晶パネルを採用しているが、デジタル放送チューナーは内蔵していないので注意が必要だ(アナログチューナーは内蔵)。

 液晶パネルの視野角は上下左右170度、コントラスト比800:1などのスペックを備える。パソコンメーカーらしく、パソコン用大型液晶ディスプレーとしての性格が強めで、デジタルの映像入力端子にはDVI-D入力端子を備える。この入力端子はデジタルコンテンツ保護規格“HDCP”に対応しているので、“HDMI出力~DVI入力”に変換する映像信号ケーブルを使えば、HDMI出力搭載のデジタル放送対応HDDレコーダーと組み合わせることも可能だろう。そのほかにD4入力端子やアナログRGB入力端子なども備える。

 価格は26V型が12万9000円、23V型で9万9000円とさすがに安価。今はアナログ放送主体だが、将来的にデジタル放送対応HDDレコーダーと組み合わせてみたい、というニーズには適当な製品と言えそうだ。



アイ・オー・データ機器が発売した32V型の液晶TV「FTV-320H」
アイ・オー・データ機器が発売した32V型の液晶TV「FTV-320H」

 またすでに2005年11月から出荷を開始しているが、周辺機器メーカー大手の(株)アイ・オー・データ機器も、32V型の液晶TV「FTV-320H」を発表している。こちらもデルの製品と同様に、デジタル放送チューナーは内蔵せず、デジタル放送視聴には外部接続のチューナー/レコーダーなどが必要である。本機と組み合わせて使えるように、3波対応デジタル放送チューナー「HVT-KD300」も発売されている。どちらもオープンプライスで、予想実売価格はFTV-320Hが14万円前後、HVT-KD300が6万円前後。

 FTV-320Hは32V型HD解像度の液晶パネルを採用する。視野角は上下左右170度、コントラスト比800:1、輝度500cd/m2などのスペックを備える。また入力端子類が比較的豊富なのも特徴で、HDMI入力端子、D4入力端子×2、アナログRGB入力端子を備えている。子画面表示でのマルチ画面機能も搭載している。



激安デジタルTVにもフルHD&HDMIの波が!

 大画面でも低価格を武器に、人気急上昇中の低価格液晶TVにも、HDMI入力端子やフルHD対応液晶パネルを備える製品が登場してきた。

HDMI&アナログRGB入力を備えながら、27V型で10万円を切る価格の、バイ・デザイン「d:2732GJ3」。液晶パネルのスペックも高い
HDMI&アナログRGB入力を備えながら、27V型で10万円を切る価格の、バイ・デザイン「d:2732GJ3」。液晶パネルのスペックも高い

 バイ・デザイン(株)が22日に発表した液晶TV「d:2732GJ3」は、HD解像度対応の27V型液晶パネルを搭載しながら、価格が9万9800円と、10万円を切る非常に安価な価格に設定されている。デジタル放送チューナーは内蔵しない(地上/BSアナログチューナーは内蔵)が、HDMI入力端子を備えており、デジタル放送対応レコーダーとのデジタル接続が可能となっている。アナログRGB入力端子も備えるので、パソコン用ディスプレーとしても使用可能だ。D4入力端子も備える。

 液晶パネルは、HD解像度(1366×768)で視野角が上下左右176度、コントラスト比1000:1、輝度550cd/m2など、デルやアイ・オー・データ機器の液晶TVよりも優れた性能を持つ。またアナログ放送の画質を重視しており、インターレース/プログレッシブ変換(IP変換)用回路として、米Genesis Microchip社製画素変換チップ「FLI2310」を搭載し、IP変換時のジャギー低減による高画質化や、パソコンとTV放送の2画面同時(片方は子画面)表示などの機能を備えている。低価格ながらもあなどれない製品だ。

42V型フルHD対応で、なんと約24万円!? まさに激安のクイックサン「QLA-4201V」42V型フルHD対応で、なんと約24万円!? まさに激安のクイックサン「QLA-4201V」

 フルHD解像度対応で激安価格の液晶TVを発表したのは、(株)クイックサン。同社が3日に発表した液晶TV新製品は、42V型の「QLA-4201V」が価格23万9800円、37V型の「QLA-3701V」に至っては18万9800円と、まさに激安の価格となっている。デジタル放送チューナーは内蔵していないが、フルHD対応の液晶パネルを採用しながら、このサイズでこの価格というのは、大手家電メーカー品ではあり得ない製品だ。

 液晶パネルの性能も、視野角が左右178/上下176度、コントラスト比800:1、輝度550cd/m2と上々。アナログ放送チューナーを2系統内蔵するので、メインと子画面での2番組同時表示も行なえる。入力端子類は、D4入力端子とアナログRGB入力端子など。残念ながらHDMI入力端子は備えていない。またパソコン接続時の解像度は、1280×768ドットまでとなっている。「とにかく安くフルHD対応の液晶TVが欲しい!」という人には、うれしい製品の登場と言えよう。



これから買うならHDMIは当たり前! パソコンとの接続も広がる

 今回紹介したデジタルTV新製品は、シャープのLC-20EX1とクイックサンの2製品以外、すべてがHDMI入力端子(もしくは準ずるDVI入力端子)を備えている。コンテンツ保護規格HDCPをサポートしたデジタル映像伝送規格であるHDMIは、現在あるデジタル放送対応レコーダーだけでなく、今後登場するHD DVDやBlu-rayの再生機でも標準として使われるであろう規格だ。また民生用ビデオカメラでも、ソニーの「HDR-HC3」のように、HDMI出力端子を備える製品も登場してきた。リビングルームに置く旗艦TVはもちろんのこと、パーソナルユースのデジタルTV選びでも、HDMIの有無は重要であると言える。その意味では、20V~30V前半の比較的低価格な液晶TVにも、HDMI入力端子を備えるものが一気に広がってきたのは喜ばしい。

 またパソコンとの接続端子を備える製品も増えてきた。今回取り上げた中では、シャープのAQUOS Bシリーズが全機種、ソニーのBRAVIA S2000シリーズも全機種、またデル、アイ・オー・データ機器、バイ・デザイン、クイックサンなどが、アナログRGB入力端子やDVI入力端子を備えている。大型TVにパソコンをつなぐという使い方は、今までは(日本では)浸透したと言えない状況であった。しかしパソコン側では高画質の映像コンテンツや最新ゲーム機並みのグラフィックスを持つゲームが普及してきており、それを受けるTV側にパソコンとの接続端子が標準搭載されるようになれば、大型TVとパソコンを組み合わせて、パソコン上のコンテンツを楽しむことも珍しいことではなくなるだろう。“大画面はTV、パソコンは12~19インチ未満の小さな画面”という固定観念は、もう過去のものと言っても過言ではない時代の到来というわけだ。

37V型フルHD対応液晶パネルを備えながら、DVI-I入力端子も持つシャープの“AQUOS B”「LC-37BE1W」。この大型高精細な画面で、パソコンのコンテンツやゲームを楽しんでみたいものだ
37V型フルHD対応液晶パネルを備えながら、DVI-I入力端子も持つシャープの“AQUOS B”「LC-37BE1W」。この大型高精細な画面で、パソコンのコンテンツやゲームを楽しんでみたいものだ

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