(株)日本レジストリサービス(JPRS)は22日、恒例となった“2005年のドメイン名重要ニュース”を発表した。ここでは、同社でドメインネームニュースを発行している担当者が選んだ重要ニュースとして、5つの出来事が紹介されている。JPRSは、日本のドメインである“.jp”を管理している企業。ニュース中の標題は以下のとおりとなっている。
- TLDに関する大きな動き
- インターネット資源の管理体制は、当面現状維持に
- 国際化ドメイン名(IDN)の利用および対応アプリケーションが増加
- フィッシング詐欺が急増。手口も巧妙に。
- ドメイン名の登録者情報の重要性が再認識される
内容は、“1. TLDに関する大きな動き”では、新TLDとして“.EU”(欧州連合を示すccTLD)、“.JOBS”(人事管理業務関係者用)、“.TRAVEL”(旅行関連業界用)、“.MOBI”(モバイル関係用)、“.CAT”(カタロニアの言語/文化コミュニティー用)の計5つが追加されたが、これは2000年11月以来のこと、などとなっている。
このほか番外編として、“汎用JPドメイン名の登録数が属性型・地域型JPドメイン名の数を逆転”が挙げられている。なお、詳細は同社のページに掲載されている。
