ベンキュー ジャパン(株)は25日、ポータブルタイプのDLPプロジェクター『MP610』を10月下旬に発売すると発表した。価格はオープン。
『MP610』 |
『MP610』は、2月に発表した0.55インチDDR DMD(Digital Micromirror Device)を搭載したDLP(Digital Light Processing)方式のプロジェクター『PB6110』の後継機種。輝度が従来の1500ルーメンから2000ルーメンに上がったほか、RGB+白の4セグメントカラーホイールに黄色のセグメントを追加してパステルカラーの色再現性を高めた5セグメントのカラーホイールを採用したのが特徴。駆動音も25dB(ノーマルモードでは29dB)に低減したという。
コントラスト比は2000:1。解像度はリアル800×600画素(SVGA) で、最大1280×1024画素(SXGA)の縮小表示に対応。投影サイズは31インチから300インチで、投射可能距離は0.8~10m(2mで55インチ)。レンズは1.15倍のマニュアルズームレンズ(f=20.4~323.5mm、F2.6~2.77)を搭載する。カラー方式はNTSC/PAL/SECAMに対応。
入力端子は、アナログRGB、Sビデオ、コンポジットビデオ、オーディオ(ミニジャック)、マウス用のUSBを装備する。水平同期周波数は 20k~88kHz、垂直同期周波数は20~100Hz。スピーカーは2W×1。本体サイズは幅291×奥行き234×高さ94mm、重量は 2.7kg。電源はAC100~240Vに対応し、消費電力は最大305W。光源は200W NSHランプで寿命は約4000時間(エコノミーモードでは約3000時間)。製品パッケージには、リモコン、RGB信号ケーブル、コンポジットビデオケーブル、Sビデオケーブル、USBケーブル、ソフトケース、PC-PCオーディオケーブル、RCA-PCオーディオケーブルなどが同梱される。