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M1000

M1000

2005年08月31日 06時11分更新

文● 島 徹

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M1000で何ができない?

M1000は多機能な端末だ。しかし、iモードに非対応であるなど、“いつもの携帯電話”とは違う。以下、筆者が考えるM1000の注意点を列挙するので、おさらいしてほしい。

M1000の注意ポイント

iモードだけでなくiモードメールも利用できない
iモードサイトが見られなくても、パソコン用のウェブサイトが見られれば、ある程度は事が足りるだろう。しかし、iモードメールはそうもいかない。メールをやり取りする相手全員にパソコン用のメールアドレスを伝えればすむと思うかもしれないが、メールの送信先が携帯電話の場合、迷惑メール対策として@docomo.ne.jpなど携帯電話キャリアが発行するメールアドレスしか受信しない設定にしている場合が多く、無用な煩わしさを感じるだろう。なお、例えば会社宛てに届いたメールをM1000に転送している場合などに、iモードメールの自動受信機能(メールの到着を自動的に知らせてくれる機能)に魅力を感じるのであれば、NTTドコモのISPサービス“mopera U”の“moperaUスタンダード”(後述)を利用するのもひとつの方法だ
“ながら”作業は難しい
前述のようにM1000は、片手で端末を持ち、片手でスタイラスを持つ操作スタイルが基本。両手が塞がるので、一般の携帯電話のように、食事を取りながらメール作成、つり革につかまりながらメール閲覧のように“ながら”作業は難しい
普通の携帯電話機より少々大きい
サイズや重量は「SH901iS」(幅52×奥行き25×高さ112mm/約150g)のような携帯電話の大型の機種と比べても、さらに一回り大きい
値段が高い
店頭で新規・機種変更ともに5万円近い価格で、ほかの携帯電話(例えば前述のSH901iSは8月19日現在、東京23区で新規契約3万7000円程度/10ヵ月以上のFOMAの買い増し3万8000円程度)よりも高い初期投資が必要だ


M1000に最適なオプションmoperaU

 moperaU スタンダードはmoperaUのオプションサービスで、M1000と同時に発表された。月額525円で、パソコンやiモードからウェブメールとしても利用できる@mopera.netのメールアカウントが付与され、M1000からFOMA網を利用してインターネットに接続できる。moperaUスタンダードの契約者は、メール自動受信機能(最大3つのパソコン用メールアドレスが設定可能)、ウェブブラウザで閲覧するサイトの掲載画像を圧縮して通信データ量を減らす機能、電話帳/スケジュール/To Do/メモ帳をバックアップできる“データバックアップ for M1000”機能などを利用できる。そのほか、M1000から接続可能なNTTドコモの公衆無線LANサービス“Mzone”エリアで利用できる公衆無線LANの契約も525円(税込)/月のオプションにて契約できる。

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