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ALSI、教育市場向けの学習評価支援システム『InterCLASS』とIT資産マネジメントシステム『InterMANAGER』を日米同時に発売

2005年06月14日 19時03分更新

文● 編集部 佐久間康仁

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アルプス システム インテグレーション(株)は14日、東京・赤坂見附の都市センターホテルにプレス関係者ならびに販売パートナーらを集め、小中学校をメインターゲットにした教育市場向けの学習評価支援システム『InterCLASS(インタークラス)』、IT管理者が不在な学校におけるIT資産の管理支援システム『InterMANAGER(インターマネージャー)』を7月14日に発売すると発表した。

最初に挨拶に立った代表取締役社長の大喜多 晃氏
最初に挨拶に立った代表取締役社長の大喜多 晃氏

本製品は、平成14年(2002年)に行なわれた経済産業省のITを活用した教育支援プロジェクトであるIT教育改善モデル開発・普及事業“Eスクエア・アドバンス”の一環として、静岡大学情報学部助教授の堀田龍也氏と共同研究を行ない、開発したもの。このプロジェクトでは滋賀県の小学校に実際に導入し、学校の先生が使った意見や要望などを取り入れて改良を重ねたという。

掲載当初、Eスクエア・アドバンスのプロジェクトで実証した小学校を岐阜県と記載しましたが、正しくは滋賀県となります。お詫びして訂正いたします。

また、同社は米国テキサス州ガーランドやアリゾナ州ダイサートでも営業・サポート活動を行なっており、同製品は日米同時の販売を行なうとしている。

パッケージソリューション部副部長の川居 睦氏
教育市場の現状を説明するパッケージソリューション部副部長の川居 睦氏

発表会には代表取締役社長の大喜多 晃氏、パッケージソリューション部副部長の川居 睦氏らが出席。川居氏は教育現場のIT活用について、「小中高校などのインターネット接続は99%以上にのぼり、ネットワーク経由でコンピューターを活用できる環境は整ったが、普通教室におけるLAN接続は37.2%、ITを使って指導できる教員は60.3%に留まり、地域格差が大きい」と現状を示した。その上で、教育へのITの利活用にはインフラだけでなく、学力向上に結びつくソリューションやIT管理者が不在でも稼働状況や接続デバイスの把握・管理が行なえるシステムが求められていると、新製品投入の背景を説明した

普通教室への校内LANの普及率と、ITを使って指導できる教員の割合の地域格差 ITの利活用における課題
普通教室への校内LANの普及率と、ITを使って指導できる教員の割合の地域格差教育現場でのITの利活用における課題

InterCLASSとInterMANAGERは、学校(教育現場)におけるIT資産の活用を活用し、学力の向上や授業運用の支援、メンテナンスや管理工数の低減を図るソリューション“School-NET(スクールネット)”の一翼を担う製品。InterCLASSは、教師用パソコンに本体プログラムを、生徒用パソコンにクライアントプログラムをインストールしておき、画面/ビデオの送信、電源オン/オフ、状態確認(生徒側パソコン画面の閲覧)、ロック(キーボードやマウス操作の無効化)/ブラックアウト(画面を非表示にすることで、先生の発言や黒板の表記に注目させる)などを校内ネットワーク経由で実現する教育支援ソフト。特徴的な機能として、

学習評価システム
選択式(最大5択)の小テストを作成・出題して、生徒の回答を確認し、理解度や到達度を判断する。傾向の分析に役立つというレーダーチャートの表示も可能
パソコン操作の録画/再生
生徒やほかの教師に対して一連の操作手順を説明する際に、操作を動画(AVI/MPEG-4)で保存・配布する機能。自宅に持ち帰って復習にも役立つという

などを備える。

ALSIの教育向け製品の中の、新製品の位置づけ InterCLASSの役割
ALSIの教育向け製品の中の、新製品の位置づけInterCLASSの役割

対応OSは、先生側(サーバー)/生徒側(クライアント)ともにWindows 2000(SP4以上)/XP(SP1以上)。動作環境はCPUがPentium 4以上(動作クロック3GHz以上、HTテクノロジまたはマルチCPU環境を推奨)、メモリー512MB以上(生徒側は256MB以上)など。価格は生徒20台分のクライアント付きが64万500円から。

InterCLASSで出題された小テストの画面(生徒側パソコン) 生徒の成績をレーダーチャートで表示
InterCLASSで出題された小テストの画面(生徒側パソコン)生徒の成績をレーダーチャートで表示したところ

InterMANAGERは、校内LANに接続されたパソコン、およびルーター/Hub、プリンターなどの各種機器をSNMP(Simple Network Management Protocol)で情報収集するほか、パソコン(クライアント)の電源管理/リモート操作/自動アップデート(Windows Update/ALSI製品)などの保守・運用を行なうIT資産管理ソフト。

対応OSは、管理サーバーはWindows 2000 Server/Server 2003、管理用パソコンはWindows 2000(SP4以上)/XP(SP1以上)。動作環境はCPUがPentium 4以上(動作クロック3GHz以上、HTテクノロジまたはマルチCPU環境を推奨)、メモリー256MB以上など。価格は99万7500円から。

InterMANAGERの概要 製品ロードマップ
校内LANに接続された機器の保守・管理を支援するInterMANAGERの概要製品ロードマップ。将来はデータセンターへの対応やシステム保護機能の強化を図るという

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