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Abit初の“nForce 4 SLI”搭載マザー登場!2枚のVGAを同時に冷やすSLI用冷却システムを搭載可能!!

2005年05月18日 22時30分更新

文● 増田

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 Abitから同社初の“nForce 4 SLI”搭載マザーボード「Fatal1ty AN8 SLI」が登場、現在TSUKUMO eX.にてサンプル版の展示が行われている。他社からはかなり遅れてのデビューとなりそうだが、なかなかユニークなギミックを満載した製品となっている。

Fatal1ty AN8 SLI
Abit初の“nForce 4 SLI”搭載マザーボード「Fatal1ty AN8 SLI」。“Fatal1ty”ことJohnathan Wendel氏とAbitの共同開発というシリーズの“nForce 4 SLI”搭載モデルだ
SLI用冷却システム
同社が“OTES SLIpstream”と呼ぶSLI用冷却システム。2枚のビデオカードを上部から冷却する。ファン左側のスペースにSLIブリッジコネクタが入る

 ご存知のとおり「Fatal1ty AN8 SLI」は、プロゲーマー“Fatal1ty”ことJohnathan Wendel氏とAbitの共同開発というシリーズの“nForce 4 SLI”搭載モデル。拡張スロットの構成はSLI対応ということで、すでに発売中の“nForce 4 Ultra”搭載「Fatal1ty AN8」と比べPCI Express x16が1本増え、PCIスロットが2本に。CPU周辺のコンデンサ類をダクトで覆いバックパネルから排気するという冷却システム“Dual OTESテクノロジー”やノイズの量を減らす効果があるというオーディオコネクタ用の分離ドーターカードを同梱するなど、シリーズ共通の特徴は健在だ。
 さらに今回は5インチベイ内蔵型の“μGuru Panel”が付属。バックライト付き液晶画面には、ファンのスピードやシステム温度、電圧などの情報が表示可能で、電子メールの受信も通知してくれる。またCMOSクリアボタンも搭載しており、オーバークロックによるトラブルの際などに利用できるようになっている。
 もうひとつユニークなのが、同社が“OTES SLIpstream”と呼ぶSLI用冷却システム。2枚のビデオカードを上部から冷却するというユニークなもので、やはり同社の製品で採用されていたメモリスロットに取り付けて使用する“OTES RAMFlow”の進化版ともいえる機能だ。Athlonユーザーには人気のある同社のSLIマザーだけに、発売となれば人気となりそうだ。なお、同店によると発売予定や価格は未定とのこと。

μGuru Panel Dual OTES
5インチベイ内蔵型の“μGuru Panel”。ファンのスピードやシステム温度、電圧などの情報が表示可能。CMOSクリアボタンも搭載する同社が“Dual OTESテクノロジー”と呼ぶ冷却システム。通常あるシリアル、パラレルポートは省かれているので、使用を考えているユーザーは注意が必要
銅製 オーディオ
チップセットファンに搭載する銅製クーラーシリーズお馴染みのノイズの量を減らす効果があるというオーディオコネクタ用の分離ドーターカード
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