Mobile Sempron-2600+の販売がはじまった。モデルナンバーはSocket A対応版のレベルではあるものの、Socket 754対応。入荷したのはバルク版。
Mobile Sempron-2600+。ヒートスプレッダがなく外観はSocket A版Sempronに近い |
Mobile Sempronは通常版と低消費電力版の2種類が用意されているが、今回登場したのは低消費電力版。実クロックは1.6GHzで、2次キャッシュは128KB。Socket 754対応CPUであるにもかかわらず、Athlon 64やデスクトップ用Sempron-3100+のようなヒートスプレッダは搭載されておらず、外観はSocket A版Sempronに近い。
また“SMS2600BOX2LB”というOPNは読み取れるが、データシートには掲載されておらずOPNが意味する詳細なスペックは不明。だがAMDのウェブサイトによればTDPは25Wとされている。もちろん、CPUによるウイルス実効防止機能、“Enhanced Virus Protection”にも対応。価格は高速電脳で1万2390円となっている。
裏面。Socket 754対応だ |