有限責任中間法人のMozilla Japanは24日、メールクライアントソフト『Mozilla Thunderbird 1.0』とインターネット統合ソフト『Mozilla Suite 1.7.5』の日本語版を公開したと発表した。Mozilla Japanのウェブサイトから無償でダウンロードできる。
『Mozilla Thunderbird 1.0 日本語版』は、Mozilla Foundationが7日に公開した英語版を基に、ローカライズセンターを中心に日本語環境での品質テストを行なったうえで公開するもの。メールを送受信したりニュースを読んだりする基本機能に加え、学習型迷惑メールフィルターや、セキュリティー機能(S/MIME、デジタル署名、メッセージの暗号化、証明書/セキュリティーデバイスのサポートなど)を搭載するほか、拡張機能に対応しており、必要に応じて機能を追加できるのが特徴。RSS(Rich Site Summary)リーダーも統合されている。HTMLメールに対応しており、メール本文中の画像をブロックする機能も搭載している。メッセージのグループ化なども利用できる。今回公開されるのは、Windows版とMac OS X版、Linux版。
『Mozilla Suite 1.7.5』は、タブブラウズに対応したウェブブラウザー、メール/ニュースソフト、IRCチャットクライアント、HTMLエディターなどを統合したパッケージ。Windows版とMac OS X版、Linux版が用意されている。
