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【CEATEC JAPAN 2004 Vol.9】三菱電機が提案する産業用RFIDタグの利用シーン

2004年10月08日 02時50分更新

文● 編集部 小板謙次

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超薄型プロジェクションテレビなどの展示が目立つ三菱電機(株)のブースだが、その一角のRFID(Radio Frequency Identification)ソリューションコーナーが面白い。ここではRFIDタグをさまざまな形状の物質に埋め込むことにって、産業用のソリューションを提案している。

さまざまな形状の物質に埋め込まれたRFIDタグ

例えば、配線に巻きつけられたプラスチックにタグを埋め込み、これを拳銃型の専用センサーで読み取るケース。データは携帯情報端末に送られる。そのデータを確認しながら保守を行なうことで作業ミスを低減できるというものだ。またバルブの上に装着する円形状のタグも保守・点検でのシーンを想定したもので、発電所などからの問い合わせもあるという。

小さな円形の金属に埋め込まれたタグ。ハンマーでたたいても壊れないという過激なデモを行なっていた。マンホールなどへの活用も考えられるとのこと赤いバルブの上にネジ留めされている円形がタグ。発電所などからも問い合わせがきているケースだ
配線に巻きつけたタグを拳銃型のセンサーで読み取っているところ。携帯情報端末でその情報を読み取りながら保守を行なうシーンが想定されている

パソコンのユーザー認証デモでは、シートに座ると衣類に付けているタグが通信を行なうようすをデモしていた。

衣類に装着したタグをシート内に埋め込まれたセンサーが認識し、パソコンが立ち上がるデモ

RFIDシステムで使われてる周波数は超短波帯(2.45GHz)、短波帯(13.56MHz)、長波帯(125kHz)に大別される。 同社のRFIDに採用しているのは長波帯(125kHz)になる。短波帯や超短波帯では周囲に金属があるとその影響をうけてしまう、水中や土中での使用は困難などの欠点があるが、長波帯であればデモのように利用シーンは広がる(長波帯も金属の影響を受けるが、同社のタグは金属の影響をうけないように加工が施されている)。シートのデモでは「例えば車に応用すれば、違う人が運転する場合シート位置やミラー調整などもタグで読み取り自動調整することも可能になるのでは」と同社映像情報システム部新事業開拓グループの西山隆信氏は話している。

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