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any music

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2004年09月15日 00時00分更新

文● 月刊アスキー編集部・外村

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any music

エニーミュージック

1曲あたり158円から

本記事は月刊アスキー2004年7月号の“Kininal Digital”記事をWebサイト向けに再編集して掲載したものです。
エニーミュージックでは、楽曲のダウンロード購入のほかにも、HMVからのCD購入(通販)も可能
エニーミュージックでは、楽曲のダウンロード購入のほかにも、大手CD販売店であるHMVからのCD購入(通販)も可能だ。さらに、エフエム東京のオン・エア曲リストも検索できる。
“SONY Flash on ASCII”
ASCII24「注目の“any music”についてエニーミュージック企画代表取締役社長の野口不二夫氏に聞く」ニュース。写真をクリックすると当該サイトに移動します。

 帰宅後ふと新譜をききたくなるが、時計はすでに午前3時。近所で24時間開いているCDショップなどあるわけないので諦めるところだが、先日開始となった新サービス「エニーミュージック」が僕の欲求を満たしてくれる。

 エニーミュージックは“ATRAC3”フォーマットを利用した音楽配信サービスだ。対応を謳うオーディオシステムには、LAN端子やHDDなどが装備され、24時間いつでもインターネット経由で音楽を購入してすぐに聴くことができる。楽曲ライブラリは大手レコード会社13社が参加するレーベルゲートの音楽ダウンロードサイト“mora”が提供しており、洋楽、邦楽あわせて現在約3万8000曲用意されている(原稿執筆時点、2004年6月末現在)。今年度末には約10万曲となる予定だというから、多くの音楽ファンが満足できるはずだ。ちなみに、楽曲の購入は1曲あたり158円からと手ごろ。有名タイトルは試聴もでき、これだけ聴いていても楽しい。



エニーミュージック対応コンポのパネルデザイン
エニーミュージック対応コンポのパネルデザインは、各社ほぼ同一。ソニーのみ若干異なるが、携帯プレーヤ向けにメモリースティックスロットを備えるなど機能はまったく同じ。

 対応機器は、ソニー、シャープ、パイオニア、ケンウッドの4社から一斉に発売となっている。他にも、オンキヨー、ディーアンドエムホールディングス、日本ビクター、ヤマハなどが参加を表明しており、機器の充実にも期待が膨らむ。現在発売中の4機種は操作パネルの配置や背面の端子群などは全モデルほぼ共通のデザインだ。搭載しているHDDへ手持ちのCDを取り込めるし、CDDBを参照して曲情報を自動取得してくれるため管理も楽だ。NetMDなどのプレーヤをもっていれば、購入した楽曲とあわせて持ち歩くこともできる。ちなみにダウンロードした楽曲は「OpenMGX」で著作権保護されるため、PCへは取り込めない。

背面は一般的なステレオシステムと同様の端子類が並ぶが、モニタ出力や、LAN、USBなど独自のコネクタを持つ
背面は一般的なステレオシステムと同様の端子類が並ぶが、モニタ出力や、LAN、USBなど独自のコネクタを持つ。買い替えなどの際にはUSBタイプのHDDなどを接続してバックアップ可能だ。

 これらの機能は、すでにPC上で実現されているが、音質面で安心感のあるオーディオシステムで気軽に楽しみたいという場合にはうってつけのサービスだといえる。

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