このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

松下電器産業、画像処理エンジンなどを強化したデジタルカメラ“LUMIX”『DMC-FZ20』など4製品を発表

2004年07月22日 19時52分更新

文● 編集部 内田泰仁

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

松下電器産業(株)は21日、ドイツのライカカメラ社との協業によるデジタルカメラ“LUMIX”シリーズの新製品として、マニュアルフォーカスリングを装備する光学12倍ズームレンズ/有効500万画素CCD搭載の『DMC-FZ20』、コンパクトボディーに光学12倍ズームレンズを搭載する『DMC-FZ3』、光学手ぶれ補正機能を装備するコンパクトデジタルカメラ『DMC-FX7』および『DMC-FX2』を発表した。価格はいずれもオープンで、編集部による予想実売価格は、『DMC-FZ20』が7万3000円前後、『DMC-FZ3』が5万3000円前後、『DMC-FX7』が5万3000円前後、『DMC-FX2』が4万3000円前後。発売日はいずれも8月27日。

今回の新製品4機種の製品の主な特徴や位置付け、ターゲット層は、

DMC-FZ20
光学12倍ズームレンズ、マニュアルフォーカスリングの搭載など、銀塩カメラのユーザーなどを含む本格的撮影を楽しみたいユーザーに向けた“本物志向”の製品
DMC-FZ3
光学12倍ズームレンズを装備しながらも、ファミリーユーザーにも馴染みやすい簡単な操作で高倍率撮影ができる“デジタルカメラの楽しみ”を提案する製品
DMC-FX7/FX2
小型/薄型/軽量サイズで手ぶれ補正を搭載。高画質と使いやすさ、スタイルにこだわりを持つ女性層をターゲットの中心に据える製品

となっている。今回の各モデルでの最も大きな変更点となる、各機種に共通の新特徴は以下のとおり。

“ヴィーナスエンジンII”を新採用
高画質技術の進化させた新画像処理エンジン。高解像度信号技術を改良し、斜め解像度を1.5倍、縦横解像度は10%アップ。また、色再現性の向上のために12軸色補正処理を導入し(従来は4軸補正)、たとえば、空の青の微妙な階調が表現可能となった。肌色検出による美肌処理や、輝度レベルに応じたノイズリダクション効果の低減といった機能も新搭載
光学式手ぶれ補正機能の強化
制御システムを新画像処理エンジン“ヴィーナスエンジンII”に内蔵。サンプリング周波数を毎秒4000回に変更(従来は毎秒480回)して手ぶれ補正効果を向上(絞り3段分に相当する効果)。片手での撮影や400倍を超える望遠撮影時に有効
レスポンスの向上
“ヴィーナスエンジンII”の採用により、従来の0.1秒程度だったリレーズのタイムラグを、300万/400万画素機では0.006秒に、500万画素機では0.008秒に、撮影間隔を300万/400万画素機で0.3秒、500万画素機で0.4秒にそれぞれ高速化

500万画素/光学12倍ズームレンズ搭載
『DMC-FZ20』

『DMC-FZ20』

発表会場に展示されていた『DMC-FZ20』の分解モデル
『DMC-FZ20』は、2003年10月に発表された『DMC-FZ10』の後継となる製品。従来は総画素数423万/有効画素数400万だったCCDが、総画素数536万/有効画素数500万画素に変更されている。レンズは従来に引き続き、光学12倍ズーム搭載の“ライカDCバリオ・エルマリートレンズ”。ED(特殊低分散)レンズ1枚を含む8群13枚構成で、開放絞り値は全域F2.8、焦点距離は3~72mm(35mmフィルム換算で35~420mm)。“ヴィーナスエンジンII”の“倍率色収差補正機構”機能により、高倍率時に発生しやすい色収差を補正可能だという。また、今回より新たにデジタル4倍ズームも搭載されている。

光学式手ぶれ補正については前モデルと同様に、手ぶれ補正使用時は常に手ぶれ補正機構を動作させてフレーミング時の手振れを抑える“MODE1”と、シャッターを押して撮影する瞬間だけ手ぶれ補正機構を動作させる“MODE2”の2モードを用意。同社によると、“MODE1”は高倍率時に、“MODE2”は暗い場所での撮影時にそれぞれ有効だという。また、全モデルに引き続きレンズ部にはフォーカスリングを備え、“マニュアルフォーカスモード”での撮影では、リングを回すことで手動でピントを合わせることができる。

記録メディアはSDメモリーカード/マルチメディアカード。記録サイズは、静止画が最大2560×1920ドット、動画が320×240ドット(Motion JPEG圧縮のQuickTime形式、毎秒30/10フレーム、音声付き。メディア容量いっぱいまで連続撮影可能)。静止画撮影時の画像サイズには、SDメモリーカードスロットを搭載したハイビジョンテレビで撮影画像を見るのに最適な1920×1080ドット/縦横比16:9の“HDTV(ハイビジョン)”モードも用意されている。また、連写撮影は、毎秒3コマ/最大13枚(2560×1920ドット)のモードと、カード容量いっぱいまで連写可能なフリー連写モード(連写速度は使用メディアの書き込み速度に依存)を備える。

ファインダーは液晶ビューファインダー、ディスプレーは2インチTFT液晶ディスプレー(約13万画素)。インターフェースは、USB 1.1×1(USBマスストレージクラス対応)、AV出力(NTSC/PAL対応)。プリンターに接続してダイレクト印刷する規格“PictBridge”に対応する。本体サイズは、幅約127.6×奥行き約106.2×高さ約87.2mm、重量は約520g(電池/記録メディア別)。本体色は、シルバーとブラックの2種類。花形レンズフードが付属する。



『DMC-FZ20』を上から見たところ『DMC-FZ20』の背面

前へ 1 2 次へ

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

最新記事

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン