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“RADEON X800 XT Platinum Edition”カードが突然の販売開始 | 9万円弱、かろうじて8万円台という驚きの価格 |
“X800”“X600”“X300”の3系統が発表されている、ATIの新型RADEONシリーズGPU。その中では最も高性能となる、“RADEON X800 XT Platinum Edition”を搭載するビデオカードが突然アキバに入荷、販売がはじまった。本日登場したのはSapphire製のAGP対応バルク版。
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カード本体。チップクーラーが“RADEON X800 PRO”と同じ大きさなのは驚きだ | メモリチップはSAMSUNG製の1.6ns品“K4J55323QF-GC16” | |
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インターフェイスはD-Sub、DVI、Video-In/Out(VIVO) | ドライバCD-ROM。ショップによっては欠品の製品が混在 |
ATIのウェブサイトによると、“RADEON X800”シリーズGPUは“RADEON X800 PRO”“RADEON X800 XT”“RADEON X800 XT Platinum Edition”の計3種類。このうち“RADEON X800 PRO”はAGP対応のみ、“RADEON X800 XT”はPCI Express対応のみ、“RADEON X800 XT Platinum Edition”はAGP対応/PCI Express対応の両方がラインナップされている。すでに“RADEON X800 PRO”カードは各社から発売済みで、今回のAGP版“RADEON X800 XT Platinum Edition”の登場により、“RADEON X800”シリーズはPCI Express対応版を残すのみとなった。
ATIのウェブサイトでは8日現在“RADEON X800 XT Platinum Edition”の詳細なスペックは公開されていないが、記者説明会での発表によるとコアクロック520MHz/メモリクロック560MHz(DDR 1120MHz)とされている。
カード本体を見てみると、基板レイアウト自体は“RADEON X800 PRO”カードとほとんど変わらないというのは意外なところ。それだけでなく、コア/メモリクロックが引き上げられているにもかかわらずチップクーラーが“RADEON X800 PRO”カードと同じ大きさのもので、メモリチップにもヒートシンク等が搭載されていないという点にも驚かされる。インターフェイスはD-Sub、DVI、Video-In/Out(VIVO)。VRAMに256MBのGDDR3 SDRAMを搭載し、メモリチップはSAMSUNG製の1.6ns品“K4J55323GF-GC16”。本日入荷を確認したショップと価格は下の表の通り。最新にして最強クラスのビデオカードということで無理もない面はあるが、9万円弱、かろうじて8万円台という驚きの価格となっている。
なお、今回の流通に際してはやや混乱があったようで、ショップによってはドライバCD-ROMが欠品となっている製品が混在している模様。ATIのウェブサイトからダウンロードは可能だが、購入の際には注意したいところだ。
価格 | ショップ |
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Sapphire RADEON X800 XT Platinum Edition |
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\89,800 | アーク OVERTOP TSUKUMO eX. |
\89,970 | フェイス |
\89,980 | TWOTOP秋葉原本店 |
木曜入荷予定 | 高速電脳 |
