「Celeron M-1.3GHz」のバルク版 |
最近、にわかに活気づいてきたPentium Mを使用した自作PC。先日発売された“プロセッサ・ナンバ”を採用した“Dothan”コア搭載のPentium Mや、PFU製のMicro ATXフォームファクタのマザーボード「PD-41PM160M1」は、取り扱い店舗が増えているにもかかわらず、ほとんどショップで品切れ中という人気ぶりだ。そんな中、本日「Celeron M-1.3GHz」のバルク版が発売された。
S-Spec“SL6N7”のほか1300/512というスペックも記載されている | ソケットはPentium Mと同じmPGA479M |
「Celeron M-1.3GHz」はmPGA479Mに対応したCPU。標準電圧版として「Celeron M-1.4GHz」、「Celeron M-1.3GHz」、「Celeron M-1.2GHz」の3モデルがラインナップされているほか、超低電圧版として「Celeron M-900MHz」、「Celeron M-800MHz」の2モデルも用意されている。搭載コアは、やはりmPGA479Mに対応した「Pentium M-1.7GHz」や「Pentium M-1.6GHz」、「Pentium M-1.5GHz」と同じ“Banias”。2次キャッシュ容量がPentium Mの1MBに対し、512KBとなるのが主な違いだ。
Pentium Mに比べて安価なのが魅力の製品だ |
冒頭でも触れたように“Dothan”コア搭載のPentium Mが発売されて以来、秋葉原では同CPUやマザーを取り扱うショップが増えてきている。ただし、売れているとはいえ、Pentium Mも対応マザーも高価なのがネック。しかも“Dothan”コア版Pentium Mは流通量も潤沢ではなく、次回入荷も少量というのが各ショップ共通の意見だ。そんな中登場した「Celeron M-1.3GHz」バルク版は、mPGA479M対応のCPUの在庫をおぎなう一方、販売価格も1万4000円前後と前述のPentium Mに比べて安価なのが魅力となっている。価格はOVERTOPで1万3780円、アークで1万4200円となっている。
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