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Bluetooth SIG、プレスセミナーを開催――今月中旬発売予定のau携帯電話『A5504T』をデモンストレーション

2004年04月05日 19時01分更新

文● 編集部 佐久間康仁

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2.4GHz帯の無線を利用した周辺機器の接続規格“Bluetooth”の普及促進活動を行なう“Bluetooth SIG(Special Interest Group)”は5日、東京・銀座の東武銀座ホテルでプレスセミナーを開催した。

Bluetooth SIGのマーケティングディレクターのアンダース・エドランド氏 藤沢 修氏
Bluetooth SIGのマーケティングディレクターのアンダース・エドランド氏KDDI(株)のau商品企画本部モバイルサービス部インタフェイスグループリーダー 課長の藤沢 修氏

会場には、Bluetooth SIGのマーケティングディレクターのアンダース・エドランド(Anders Edlund)氏とKDDI(株)のau商品企画本部モバイルサービス部インタフェイスグループリーダー 課長の藤沢 修(ふじさわおさむ)氏らが出席し、KDDIと沖縄セルラー電話(株)が3月1日に発表したBluetooth対応携帯電話『A5504T』(今月中旬発売予定)を利用して、撮影した画像を離れた場所にあるプリンターで印刷するデモンストレーションなどが行なわれた。

エドランド氏の説明では、特にBluetoothの新技術などに関する情報は出されたなったが、「2003年の全世界での(Bluetooth内蔵製品の)出荷台数が7500万台となり、2002年から倍増した。アナリストなどの調査によると2004年はさらに2倍近い1億3000万~1億5000万台になる見込みだ。特に多いのは携帯端末(PDA)/ヘッドセット/携帯電話など。日本(のメーカー)も採用が始まっている。今後はより多くの一般消費者の手に渡るようになるだろう」と普及に弾みがついていることを強調した。

なお、同社が配布する資料によると、2003年4月から2004年3月の1年間に同SIGが認証した製品/関連部品は、全世界で470種類。そのうち日本メーカーによる製品/部品は123件になるという。内訳は以下のとおり。

  • モジュール(コントローラーチップ/無線チップ/アンテナなど):23
  • バーコードスキャナー/ハンディーターミナル:15
  • プリンター&プリンター用アダプター:14
  • USBドングル/インターフェースカード/アダプター:13
  • 携帯電話:10(うち3件が日本国内向け製品)
  • パソコン/PDA:9
  • IC(コントローラーチップ/無線チップ):6

またエドランド氏は、「欧州、米国、そして日本でも携帯電話を持ちながら(話しながら)の車の運転は罰則の対象になる。これを受けてハンドフリー通話が可能な車載型Bluetoothモジュールの需要が増え、対応する機器(携帯電話やヘッドセット)の売れ行きも伸びるだろう」と期待感を示した。

撮影する藤沢氏 メニューからプリンターを選択、印刷を実行すると…… E-100のBluetoothモジュールが青く光り、データ受信と印刷が行なわれた
藤沢氏は首から提げている『A5504T』を取り出すと、会場に集まった記者を撮影して、その位置から後方にあるプリンターに印刷実行を行なった。Bluetoothでの通信中、プリンターのBluetoothモジュールのアンテナは青く光っていた

次に、KDDIの藤沢氏が「現在、発売に向けて社内で作りこみの真っ最中です」というBluetooth機能搭載のCDMA 1x対応携帯電話『A5504T』を取り出し、会場に集まった記者を撮影してから、会場後方に置かれたセイコーエプソン(株)/エプソン販売(株)の小型プリンター“Colorio me:”『E-100』(オプションのBluetoothモジュール搭載)からワイヤレスプリントの実演を行なった。100万画素CCDカメラで撮影した画像の送信は数秒(2~3秒程度)で終わり、ケーブル接続やメモリーカードの抜挿がない手軽さをアピールしていた。なお、A5504Tに搭載されるBluetooth機能は従来規格の“1.1”で、2003年11月に承認された機器接続までの時間を短縮する“1.2”ではない。これについて藤沢氏は「1.2が承認される以前から開発を進めていたので、1.1になっている」と説明した。

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