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Bluetooth SIG、新コア規格“Bluetooth バージョン 1.2”を正式承認

2003年11月07日 22時18分更新

文● 編集部

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Bluetooth Special Interest Groupは米国時間の5日、近距離無線通信規格“Bluetooth”の次期規格として“Bluetooth バージョン 1.2”を正式に承認したことを明らかにしました。

Bluetoothには、開発者向けの主要規格“コア規格”と、アプリケーションに対応した規格“プロファイル”があり、メーカーはこれを組み合わせて利用する。今回承認したバージョン2はコア規格で、現行のバージョン 1.1と互換性を持ちながら、一般消費者がPAN(パーソナル・エリア・ネットワーク)内で利用されると想定される電機/情報機器全般の開発基盤となるように策定したという。

強化された点は、IEEE 802.11g/bなどの2.4GHz帯を利用する無線規格との相互干渉を低減する機能“アダプティブ・フリクエンシー・ホッピング(AFH:Adaptive Frequency Hopping)”の採用、エラー検出を利用してノイズを低減し音質を向上させる“音声処理機能の拡張(Enhanced Voice Processing)”、ほかのBlurtooth機器との接続までの時間を短縮する“接続までの高速化(Faster Connection Setup)”など。

同団体では、新コア規格を採用した最終製品について、2004年初頭から登場し、今後1年から1年半の間に順次量産出荷されると期待しているという。

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